韓国システム保証が進出するC-SIMS
韓国の情報セキュリティ企業、韓国システム保証(株)、通称KOSYASが、自社開発のクラウドセキュリティソリューション「C-SIMS」を日本市場に投入しました。C-SIMSは、クラウド環境における情報セキュリティを強化するためのシステムであり、すでに韓国国内での販売が開始されています。
C-SIMSの特徴とは?
C-SIMS(Cloud-based Security Information Management)は、2016年から韓国産業技術振興院(KIAT)の支援を受け、フランスのクラウドセキュリティソリューション企業と共同で開発されました。この製品は、情報セキュリティの管理機能を強化するために最適化されており、クラウドサービスにおけるさまざまなセキュリティ脅威への対処を可能にします。
C-SIMSは、ログビッグデータ解析機能を駆使し、持続的なサイバー攻撃(APT)を検出することを目的としています。さらに、マシンラーニングを使用して、検出結果の精度を向上させる技術も備わっており、誤探知率は5%以下に抑えられています。
具体的な機能と利点
このシステムは、侵入探知の記録やシステムのログ、脆弱性分析の結果を活用して、総合的なセキュリティ管理とモニタリングの機能を提供します。このため、セキュリティレポートの作成が簡単で、Docker基盤の脆弱性を高い精度で検出することが可能です。具体的には、C-SIMSを利用することで、95%以上の非正常行為を検出し、わずか30分以内にクラウドに対する脅威を察知する能力を誇ります。
日本市場への進出
KOSYASは、2019年9月から日本向けのC-SIMSの販売を開始しました。現在、C-SIMSは韓国政府が運営する公共クラウドサービス専用のマーケットプレイス「シアット(CEART)」から販売されています。2020年には日本を皮切りに、グローバルな市場進出を加速させる計画です。
連絡先情報
日本でのC-SIMSに関する問い合わせは、以下の窓口までご連絡ください。
- - 会社名:(株)メディファインズ
- - 代表取締役:申 昊俊
- - 住所:〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目15番7号 MAC銀座ビル3階
- - 電話番号:03-5524-5921
- - メール:[email protected]
C-SIMSがもたらす新たなセキュリティへのアプローチは、日本市場でも高く評価されることでしょう。これからの展開から目が離せません。