トビラシステムズ、福井県警察と連携した特殊詐欺対策活動を開始
トビラシステムズ株式会社(名古屋市、代表取締役社長:明田 篤)が、福井県警察と協力し、「トビラフォンモバイル」を活用した特殊詐欺被害防止の取り組みを始めることを発表しました。この活動は、2025年2月12日に福井県警察本部で開催された開始式を皮切りにスタートします。近年、福井県では携帯電話を狙った特殊詐欺被害が増加しているため、トビラフォンモバイルによる対策が期待されています。
現状の特殊詐欺被害
福井県下では、携帯電話を使用した特殊詐欺被害が急増しています。警察庁のデータによると、2025年には特殊詐欺の手口として最も多く用いられたのは電話で、全体の約8割にのぼります。特に携帯電話に対する詐欺が増え、前年からは30%近く増加しています。また、国際電話番号を利用した犯罪も確認されており、対策が急務とされています。
特殊詐欺防止活動の内容
開始式では、トビラシステムズが福井県警察に対し、特殊詐欺防止のための啓発チラシを1万枚寄贈しました。これらのチラシは県警を通じて県民に配布され、特殊詐欺の危険についての周知を図ります。式の後半では、トビラシステムズが提供する「トビラフォンモバイル」のデモンストレーションが行われ、迷惑電話や国際電話に対する対策機能について詳しく説明されました。
トビラフォンモバイルの機能
「トビラフォンモバイル」は、特殊詐欺や悪質な営業電話を自動的に識別し警告や拒否を行うアプリです。電話帳に登録されていない番号でも危険を事前に知らせる機能があり、利用者の安全を確保します。最近特に増加している国際電話を利用した詐欺に対しても、一括で警告する機能が搭載されており、利用者が安心して電話を受けることが可能です。
今後の展望
トビラシステムズは、特殊詐欺被害の撲滅に向けて、サービスの普及や精度向上を図るとともに、警察や自治体との連携を強化していく方針です。このような取り組みは、地域住民の安全な生活を支える重要な要素となります。今後、さらなる技術の向上が期待され、犯罪の防止に繋がることでしょう。
まとめ
福井県警察とトビラシステムズの協力による特殊詐欺対策は、地域住民に安全と安心を届ける大きな一歩です。これからも被害が増加しないよう、様々な予防策が求められています。トビラフォンモバイルを利用して、より多くの人々が特殊詐欺から守られることを願います。