VRを活用した防災意識向上セミナーが開催されます
2023年10月16日(水)、オンラインで「令和6年度 防災DX実態調査」報告会が予定されています。当イベントには、株式会社アルファコードが登壇し、VR技術による災害対策の可能性について説明します。このセミナーは、全国の自治体向けに行われ、参加者にとって貴重な情報を提供することが期待されています。
セミナーの目的と内容
一般社団法人自治体DX推進協議会が主催するこのセミナーでは、全国の自治体に対する防災DXの現状や課題、先進事例を紹介し、意識向上や実行に向けた行動の変化を促すことを目指しています。特に、株式会社アルファコードが開発したVR技術を活用したコンテンツは、市民の防災意識を高めるための重要な手段となるでしょう。
アルファコードの井手和輝氏によるプレゼンテーションでは、同社の「VRider COMMS」というメタバースを利用した取り組みが具体的に紹介されます。従来のコンテンツは映像演出に重点が置かれがちでしたが、アルファコードのアプローチは、体験者に実際の”経験”を提供し、その結果として行動変容を促すことにフォーカスしています。
防災VRの特徴
アルファコードのVRコンテンツは、過度な演出を避け、体験者にとっての理解を深めることを目的としています。このアプローチによって、体験者は”怖い”という感情だけでなく、実際の防災行動に結びつくような知識を得ることができます。セミナーでは、2023年に東京都と共同制作した防災VRコンテンツを例に、どのようにVRがテーマごとの防災訓練や災害時のコミュニケーション手段として活用できるのかを解説します。
参加方法と詳細
本オンライン報告会は、10月16日(水)午前10時から11時まで、Zoomにて開催され、参加費は無料です。定員は50名で、自治体職員や自治体DX推進協議会の会員が対象となります。参加希望者は、事前の申し込みが必要です。お申し込みは、公式のGoogleフォームから行うことができます。
セミナーのハイライトとしては、全国規模の調査結果や防災DXの先進事例が紹介されます。参加者には、「令和6年度 防災DX実態調査書」が無料で配布される予定です。
このイベントは、地方自治体がデジタル技術を幅広く活用し、地域社会の持続可能な発展を目指す中で、非常に重要な位置を占めています。これにより、地域の防災力が向上し、実際の災害時における市民の行動も変わることが期待されています。
お問い合わせ情報
一般社団法人自治体DX推進協議会に関心がある方や、防災イベントの開催に関する要望がある方は、同協議会までお問い合わせください。電話番号やメールアドレスは公式ウェブサイトに掲載されていますので、気軽に相談をすることが可能です。
このセミナーは、最新の技術を取り入れた防災対策を知る貴重なチャンスです。皆様の参加をお待ちしています。