ユーグレナ配合飼料で育ったクルマエビ、オンライン販売をスタート
沖縄県八重山郡竹富町に本社を置くユーグレナ竹富エビ養殖株式会社は、株式会社ユーグレナとのコラボレーションにより、わずかに数量限定で「ユーグレナ育ち」として知られるクルマエビのオンライン販売を開始しました。これは、ユーグレナ由来の資源を活用して育成した海鮮製品であり、消費者にその取り組みをわかりやすく伝える新たな試みです。今回のクルマエビは、水産物としては2番目の認定品となり、その食味分析では旨味成分が豊富に含まれていることが明らかになりました。
持続可能な養殖と低密度飼育の取り組み
竹富エビ養殖では、自然環境に配慮した陸上養殖を実施し、クルマエビがストレスなく成長できるように100尾以下の低密度飼育を導入しています。2015年にはユーグレナ社のグループ会社となり、より質の高いエビの生産に向けた設備投資を続けています。部分自動選別機や瞬間冷凍技術を駆使し、鮮度を保ちながら高品質な製品を消費者に届ける体制が整っています。
ユーグレナ配合飼料がもたらす味の変化
本クルマエビの特長ともいえる旨味に関する成分の分析が行われ、その結果、天然のクルマエビと同程度の甘味や風味を有することが確認されました。特に、1か月間ユーグレナ配合飼料を与えた個体では、旨味成分の一部が増加傾向にあることも示されています。アミノ酸と共に影響を与える可能性のあるヌクレオチド(核酸関連物質)についても、具体的なデータが得られています。
ユーグレナ育ちのクルマエビがもたらす新しい価値
このように「ユーグレナ育ち」と名付けられたクルマエビは、竹富島の温暖な気候や清らかな海で育成されたもので、栄養たっぷりのユーグレナ配合飼料を摂取しています。これまでの養殖方法と異なり、環境負荷の少ない方法で生まれたこのクルマエビは、その特長として甘味や風味、旨味のバランスが挙げられます。
発売日と購入方法
販売は2026年5月20日から開始され、ポケマルのオンラインサイトにて購入可能です。これにより、消費者は手軽にこの高品質なクルマエビを味わえるチャンスを得ることができます。
まとめ
竹富エビ養殖とユーグレナ社による共同の取り組みは、未来の持続可能な養殖業を示す一例です。さらに、消費者が健康的でおいしい海産物を享受できる機会が生まれており、今後の展開にも期待がかかります。なお、ユーグレナ育ちのクルマエビには、安心して消費できるように様々な認定番号が付与され、生育段階での飼料情報などが明示される仕組みも整っています。これは、持続可能な一次産業に向けた大きな一歩となるでしょう。