株式会社アルファクス・フード・システム(以下、AFS社)が開発したAI清掃ロボット「α9号(通称:アルファナイン)」が、JR西日本グループの株式会社JR西日本メンテックに採用されました。
JR西日本メンテックは、これまで培ってきた豊富な清掃ロボット導入・運用の経験と、駅や商業施設などの多様なフィールドでのノウハウを生かして、清掃ロボットの導入をトータルでコーディネートしています。単にロボットを導入するだけでなく、「最適な機種の選定」「ロボットの初期設定」「設定方法の社員教育」まで、幅広いサポートを提供しています。
今回の採用により、JR西日本メンテックは、駅や商業施設、エレベーター連携による自動でのフロア移動など、様々な場所で清掃の効率化を実現します。これにより、人手不足の解消だけでなく、負担の大きい清掃作業をロボットに置き換えることで、従業員の働き方改革にも貢献していく予定です。
AFS社は、AIロボット「サービスショット」シリーズの販売拡大に取り組み、ユーザビリティ向上と店舗の効率化に貢献していくとしています。
AFS社について
AFS社は、1993年の創業以来、外食チェーン向けに、食材在庫管理などを詳細にコントロールできる基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」や勤怠集計管理システム「Timely」を提供しています。
これらのシステムは、大手外食チェーンを中心に導入されており、累計約26,000店(約1,800社)で利用されています。
さらに、2017年から、当日在庫などを考慮して自動的に補充発注を行う「自動発注システム」(特許取得)の提供を開始し、世界的な食品ロス削減にも貢献しています。
JR西日本メンテックについて
JR西日本メンテックは、JR西日本グループの企業として、鉄道関連施設の保守・メンテナンス、駅や商業施設の清掃など、幅広い事業を展開しています。
近年では、人手不足や働き方改革への対応として、清掃ロボットの導入を進めており、今回のAFS社の「α9号」の採用は、その取り組みの一環として位置付けられます。