くら寿司の挑戦
2025-03-26 14:02:23

大阪・関西万博に新たな風を吹き込む「くら寿司」のサステナブルな挑戦

大阪・関西万博店、くら寿司の新たな挑戦



2025年4月13日、大阪・関西万博の「フューチャーライフゾーン」にて、回転寿司チェーンとして知られるくら寿司の新店舗、「くら寿司 大阪・関西万博店」がオープンします。この店舗は、サステナビリティを重視し、最新のテクノロジーを取り入れた次世代型のレストランモデルとして注目を集めています。

大規模な店舗設計



新店舗は、店舗面積が799.55㎡、座席数338席、回転ベルトの長さは約135mと、くら寿司の中で最大規模を誇ります。外観は、蔵をイメージし、抗菌寿司カバーに守られたマグロのにぎりが描かれたシンプルなデザインです。このデザインは、一目で寿司屋だとわかるクリーンな印象を与えています。

内装では、木目調のフラットテーブルや、畳風の座面を採用し、落ち着いた雰囲気のジャパニーズモダンな空間が広がります。また、天井には回転ベルトと皿のグラフィックが大胆に配置され、視覚的な楽しさを提供しています。

サステナビリティへの取り組み



くら寿司の新店舗は、環境に配慮した設計が施されており、その一つに外壁の素材があります。廃棄予定の貝殻を約33.6万枚再利用し、環境負担を軽減する「人工物不使用の漆喰」を採用。貝殻の処理に伴う環境問題を解決する手助けにもなります。

さらに、店舗のレジカウンターやトイレのピクトグラムには、ペットボトルのキャップやポリタンクを使用し、CO2排出量を焼却処分の約3分の1に抑えることに成功しました。また、漁具などを再利用することで、廃棄物の削減にも寄与しています。

最新技術の導入



衛生管理や品質管理の向上を目指し、AIやICT技術を活用したシステムも導入されています。このシステムは、顧客の利便性を高める役割を果たしつつ、回転ベルトによる提供方法を追求することで、他の大手回転寿司チェーンとの差別化を図ります。

特別メニューの提供



「くら寿司 大阪・関西万博店」では、通常の寿司メニューに加え、持続可能な漁業推進に向けた取り組みの一環として、ニザダイなどの低利用魚を使ったサステナブルメニューや、70カ国からの料理を再現した特別メニューも用意されています。これにより、訪れる人々に多様な食体験を提供し、楽しみながらサステナビリティに貢献することを目指しています。

コンセプトの発信



「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトにしたこの店舗は、国内外から訪れる人々に楽しい食体験を提供し、サステナブルな要素と最新テクノロジーの融合を世界中に発信していきます。くら寿司の取り組みによって、日本の回転寿司文化がより多くの人々に届くことが期待されています。

この新たな挑戦は、未来に向けて持続可能な飲食文化の確立に寄与するものといえるでしょう。

まとめ



くら寿司の「大阪・関西万博店」は、既存の寿司屋の概念を覆し、サステナブルな発想と最先端の技術が融合することで、次世代のレストランモデルを形成します。日本の食文化を世界に発信する重要なステップとなるこの店舗のオープンが、ますます楽しみです。


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会社情報

会社名
くら寿司
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