天神ビッグバンの中核を担う「ONE FUKUOKA BLDG.」にみずほグループが6社入居
西日本鉄道株式会社が福岡市中央区天神で開発を進める超高層ビル「ONE FUKUOKA BLDG.」(略称:ワンビル)に、みずほフィナンシャルグループ傘下の6社と関連会社が、2025年春開業に合わせ入居することが決定しました。
ワンビルは、かつて存在した「福岡ビル」跡地に建設される、地上19階、地下4階、高さ約97mの超高層ビルです。西鉄とみずほグループは、以前から良好なビジネス関係を築いており、今回の入居決定は、両社にとって大きな節目となる出来事です。
具体的には、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほ不動産販売、みずほリース、みずほファクターの6社に加え、みずほフィナンシャルグループと関係の深い共立株式会社の営業拠点が、ワンビルの8階に集約されます。さらに、ワンビルの地下2階には、みずほ銀行のATMコーナーと宝くじ売り場も開設される予定です。
みずほグループの入居は、天神ビッグバンにおける都市機能の充実、そして天神明治通り街づくり協議会(MDC)が目指す「アジアで最も創造的なビジネス街」の実現に大きく貢献すると期待されています。
ワンビルの概要
ワンビルは、単なるオフィスビルにとどまらず、商業施設やホテル、カンファレンスなども備えた複合施設です。そのデザインには、世界的に有名な建築設計事務所であるKohn Pedersen Fox Associates(KPF)が携わっており、洗練された空間が期待されます。内装デザインにも、国内一流の設計事務所が参加し、快適で機能的なオフィス環境を提供する予定です。
所在地:福岡市中央区天神一丁目11番1号
敷地面積:約8,600㎡
延床面積:約147,000㎡
階数:地上19階、塔屋1階、地下4階
高さ:約97m
竣工予定:2024年12月末
* 開業予定:2025年4月24日
天神ビッグバン
天神ビッグバンは、福岡市天神地区における大規模な都市再生プロジェクトです。規制緩和などを活用し、民間主導による建替えを促進することで、新たな雇用創出や都市機能の向上を目指しています。ワンビルの建設も、このプロジェクトの一環として位置付けられています。
みずほグループの入居は、天神ビッグバンの成功に大きく寄与するだけでなく、天神エリア全体の活性化を促進する効果も期待できます。今後、ワンビルが天神地区のランドマークとなり、多くの企業や人々にとって魅力的な場所となることが期待されます。
まとめ
みずほグループのONE FUKUOKA BLDG.への入居は、天神ビッグバンにおける大きな一歩です。このプロジェクトの成功により、天神エリアはさらに魅力的な街へと発展し、福岡市の経済活性化にも大きく貢献すると考えられます。今後の進展に注目しましょう。