「Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024」ファイナリスト発表、新たなアイデアに期待

「Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024」が期待する新たなビジネスアイデア

兵庫県淡路島で開催される「Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024」のファイナリスト15名が決定し、注目を集めています。このコンテストは、人々の心身の健康やつながりをテーマにした新たなビジネスアイデアの発表の場となります。主催するのは、株式会社パソナグループで、共創パートナーには新産業のエコシステムビルダーとして活動するSUNDRED株式会社が名を連ねています。

コンテストの目的と意義

このビジネスコンテストは、2025年に行われる「大阪・関西万博」を見据え、Well-being（「からだ」「こころ」「きずな」）の実現やSDGsの達成を目指しています。社会課題を解決し、持続可能な未来社会の形成をサポートするために、革新的なアイデアの創出が期待されています。

ファイナリストとピッチイベント

11月14日に行われる公開プレゼンテーションでは、ファイナリストがそれぞれのアイデアを発表し、最優秀賞と優秀賞が選出されます。受賞者には、パソナグループが展開する事業との連携や実証実験など、事業化のための支援が行われる「インキュベーションプログラム」が提供されます。

今回は、健康、医療、環境アートなど、さまざまな領域から新産業の創出を目指すアイデアが集結。この取り組みを通じて、参加者が持つ異なる視点や経験を生かしながら、社会課題に挑戦していきます。

イベントの内容と進行

イベント当日は、午前10時から午後5時30分の間で行われ、オンラインでも配信されるため、多くの人々が参加できる環境が整っています。プログラムには、ファイナリストによるプレゼンテーションやパネルディスカッションが含まれ、各分野の専門家がその場に登壇します。

複数のテーマが設定される

本コンテストでは、「からだ」、「こころ」、「きずな」をテーマにしたアイデアが募集されており、参加者はそれぞれのテーマに沿った独自のアプローチで社会課題解決を目指しています。これにより、様々な業界からの革新的な提案が期待され、問題解決に向けた新たな道筋が探られます。

淡路島におけるWell-being産業の共創

淡路島は日本の文化と歴史が深く根付いた土地であり、ここから新しい産業が生まれることに大きな期待が寄せられています。SUNDREDは、ここ淡路島を起点として、独自の「新産業共創プロセス」を展開。これにより、地域社会や企業、アカデミアが協力しあい、未来を共に築くための実現可能なモデルを作り出すことを目指しています。

この取り組みは、地域の特性を生かしつつ、全国へと広がる新しいビジネスモデルの創出を促進するものです。さらに、SUNDREDは、リビングラボでの実証実験や、参加者同士のネットワーキングを通じて、真の意味での共創を実現し、Well-being産業の発展に寄与しています。さまざまな業種の人々が集い、未来の図を描く中で、個々が持つ知恵や経験が融合し、新たな価値が生まれることが期待されています。

まとめ

「Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024」は、単なるビジネスコンテストではなく、社会課題の解決に向けた意識を高め、健康やつながりを大切にする未来を提案する場です。参加者のアイデアが実現することで、新たな産業が育成され、次世代につながる持続可能な社会の構築が進むことが期待されます。このイベントを通じて、淡路島が新しい時代の「Well-being」の中心地としての役割を果たし、多くの人々が参加して未来をつくっていくことが望まれています。