富士山の文化を学ぶWEB教材!
「富士の国づくり推進会議」と「認定NPO法人富士山世界遺産国民会議」では、富士山の文化的な価値を次世代に伝えるために、新たにWEB教材を配信することが発表されました。この取り組みは、静岡県と山梨県が共催し、全国の小学生が日本の文化に興味を持ち、学ぶ機会を提供することを目的としています。
未来を担う子どもたちのために
このプログラムでは、過去の授業で活用されていた教材「富嶽三十六景で学ぶ江戸に栄えた町人文化」を基に、映像クリップ、浮世絵の画像、ワークシート、指導案などが含まれています。富士山は日本文化の象徴であり、その美しさや重要性を感じてもらうことが狙いです。
特に、「富獄三十六景」は、あの葛飾北斎が描いた浮世絵であり、教育用に全46景を用意しています。これを通じて子どもたちは、富士山がどのように日本の文化や歴史に関わっているかを学ぶことができるのです。
教材の概要と利用方法
新設された専用のWEBサイト(
富士の国キッズ・スタディ・プログラム)では、全国どこでも無料で教材を利用することができます。訪問者はサイトから利用申請を行い、その後に教材をダウンロードしたり、閲覧したりすることができる仕組みです。
この教材は、社会科や総合学習の時間に最適で、子どもたちが自分たちの故郷の良さを再発見し、富士山の価値を理解する助けになります。そして何より、彼らが将来大人になった時に、日本の文化に関心を持つ存在に育ってほしいという願いが込められています。
富士の国づくりの一環
この取り組みは、富士山がもたらす地域の魅力を全国に広げていく一環とも言えます。富士山は日本の自然美の象徴だけでなく、その背景には多くの歴史や文化があります。この教材を通じて、人々が富士山について再考し、その重要性を改めて感じる機会になることを期待しています。
まとめ
「富士の国づくり推進会議」と「富士山世界遺産国民会議」が連携し、新たに開設されたWEB教材は、子どもたちが日本の文化に親しむだけでなく、富士山の素晴らしさを学ぶことができる貴重な機会です。利用は完全に無料で、誰でも参加可能ですので、興味を持たれた方はぜひアクセスしてみてください。
【問い合わせ先】
認定NPO法人 富士山世界遺産国民会議
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-11-15 SVAX TTビル4階
電話:03-5733-4223