未来のレストラン体験
2025-04-03 18:17:46

近畿大学とドコモが共創した未来の食体験、バーチャル万博で提供

バーチャル万博で新たな食の体験を提供する「ミライのレストラン」



2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、株式会社NTTドコモと学校法人近畿大学が手を組み、バーチャル空間で提供される新たなコンテンツ「ミライのレストラン」が登場します。この試みは、学生のアイデアを基にしており、まさに未来の食事体験を体感できる場となっています。

「ミライのレストラン」は、2025年4月3日からNTTドコモルーム「FUTURE YOUTH CITY」内で展開されます。本コンテンツは、近畿大学の文芸学部文化デザイン学科の学生たちが考えたもので、バーチャル空間での食体験を新たな視点から楽しめるように工夫されています。

学生の夢とアイデアが形に


このプロジェクトは、ドコモと近畿大学の連携に基づいており、学生の夢やアイデアを具現化することを目指しています。2024年10月からは、文芸学部の2年生を対象にした「プロジェクト演習」の授業が行われ、全6回のワークショップで学生たちが考え出したさまざまなアイデアが「ミライのレストラン」に生かされています。

未来の食事体験の具体例


「ミライのレストラン」では、アバターとなったユーザーがバーチャル空間でモンスターを狩ったり、それを調理して味わったりする新しい食体験を楽しめます。この体験を形作るために、学生たちの提案には以下の3つのユニークなコンセプトが含まれています。

1. 異世界XP Dining(エックスピーダイニング)


アバターで操作するユーザーやNPCが、バーチャル世界に出現するモンスターを狩り、新たな料理を体験する形式です。この手法により、従来のレストランでは味わうことができない、新感覚の食事が楽しめるようになっています。

2. SYNC TASTE(シンクテイスト)


こちらでは、シェフがDJのようにNPCの味覚を操作し、ユーザーはその変化を体感できます。シェフの動きによってNPCたちがどのように反応するのか、またユーザー自身もDJとして味覚を変えてみる体験を楽しむことができます。

3. LAMINA(ラミナ)


このコンセプトでは、ユーザーのアバターが動物になり、その動物特有の味覚や食感を楽しむことができます。どの動物になりきるかを選び、それぞれの特性を生かした料理体験を観賞するという、まったく新しいアプローチです。

学生のアイデアが生きる場


ドコモと近畿大学は、このバーチャル万博を通じて、学生たちの想像力を活かし、未来のまちを共に創造していく方針です。NPCとの対話劇やさまざまな体験を通じて、難解なテーマを非常に楽しい方法で学ぶことができる場となっています。

まとめ


「ミライのレストラン」は、ただの食事体験ではなく、来場者たちが未来の食文化をさまざまな角度から体感し、感じることができる新しい形のプログラムです。この試みが実現することによって、学生たちの夢が形になるだけでなく、今までにないエンターテインメントを提供し、万博の魅力を一層引き立てることでしょう。

さらに詳しい情報は【NTTドコモグループ大阪・関西万博サイト】や【Let's Create! 「FUTURE YOUTH CITY」サイト】をご覧ください。

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