自動車運転は多くの人にとって日常的な行動ですが、運転技術の確認や向上を図る機会は限られています。そんな中、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)岐阜支部では、運転スキルを磨くための実技型講習会「ドライバーズセミナー 一般コース(半日)」を開催します。これは、ドライバーとしての意識や技術を向上させ、安全運転につながる体験を促進することを目的とした講習です。
講習は、9月22日(日)の12:30から16:00まで、日本ライン自動車学校(岐阜県加茂郡坂祝町)で行われます。参加者は、マイカーを使用して公道ではできないスラローム走行や急ブレーキの体験を通じて、自分の運転技術を確認できる機会を得ることができます。特に、普段の運転では経験できない危険回避の技術も学べるため、今後の安全運転につながるノウハウを体得することが期待されます。
講習内容には、まず適切な運転姿勢の調整方法と注意点を習得するセッションがあります。その後、運転席から見えるクルマの死角や、その危険性について確認を行います。続いて、スラローム走行を通じて、効果的な乗車姿勢やハンドル操作を確認します。
そして、急ブレーキについては異なる速度で実施し、実際の運転におけるブレーキングの技術を試すことができます。さらに、走行中に発生する危険を回避するための瞬時の判断力を養う危険回避の体験も含まれており、2つの異なる速度での体験を行います。
参加を希望する方は、以下の条件を満たす必要があります。
1. 運転暦が1年以上で、マイカーで参加可能な方。
2. 3・5・7ナンバーの自家用車(ABS装備)で、任意保険に加入済の方。
講習の参加費用は、JAF会員が1,100円、一般の方は2,200円(税込)となっており、交通安全協会の会員はJAF会員と同額で参加可能です。定員は10名で最少催行人数が5名となっており、応募者が多数の場合は抽選が行われ、結果はメールで知らせられます。
申し込みは専用ウェブページから受け付けており、締切は9月6日(金)の17:00です。また、天候状況や台風の影響によって講習が中止される可能性もありますので、事前にご確認をお願いいたします。
この講習会は、国土交通省や警察庁、岐阜県警察本部の後援を受けており、一般財団法人全日本交通安全協会との共同開催です。運転技術向上を目指す方々の参加をお待ちしています!