国際交流基金賞受賞記念講演会の開催
2025年の国際交流基金賞受賞者による記念講演会が、東京都内で行われることが決まりました。この講演会では、受賞者の鄭起永氏とマーティ・グロス氏がそれぞれのテーマで、貴重な知見を一般に公開します。
国際交流基金賞とは
国際交流基金(JF)は、日本と海外の相互理解を深めるために、さまざまな文化面で顕著な貢献をした個人や団体に「国際交流基金賞」を授与しています。この賞は1973年に始まり、今年で52回目を迎えた伝統あるものです。
受賞者と講演内容
鄭起永氏の講演
鄭起永(ジョン・ギヨン)氏は、釜山大学の教授であり、日本語教育におけるパイオニア的存在です。彼の講演『韓国の日本語教育 釜山からの発信』は、2025年10月23日(木)18:30から、国際交流基金本部で行われます。講演では、釜山という歴史ある都市がどのように日本への玄関口としての役割を果たし、彼が教育活動を通じて日韓の架け橋となる若者を育ててきたかについて語ります。
マーティ・グロス氏の講演
次の日、10月24日(金)18:00からは、映画プロデューサーのマーティ・グロス氏による『民藝フィルムアーカイブをつくる ― フィルムのデジタル保存と語りの記録』というテーマでの講演があります。この講演では、彼がこれまでに行ってきた日本各地の職人を訪ねる活動からの貴重な経験を共有し、民藝品の記録としての役割について詳述します。
講演会への参加
どちらの講演会も一般公開されており、参加をご希望の方は事前に登録が必要です。申し込みは、10月21日(火)17時までに行ってください。講演会の詳細や申し込みリンクは、国際交流基金の公式サイトにてご確認できます。これらの講演会は、文化と教育の架け橋を築く貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
最後に
国際交流基金賞の受賞記念講演会は、単なる学びの場ではなく、日韓文化交流の重要性を体感できる貴重な機会です。興味を持っている方々には、積極的に参加をお勧めします。会場での講演を通じて、思わぬ発見を得られるかもしれません。皆様のお越しをお待ちしております。