和歌山市に新しい人権擁護委員が誕生
2023年7月1日、和歌山市にて民間ボランティアである野間弓子さんと秋月敏尚さんが、法務大臣から新たに人権擁護委員として委嘱されました。市民の人権を守る重要な役割を担う彼らの活動に、地域社会は大きな期待を寄せています。
人権擁護委員とは
人権擁護委員は、法務省に認定された民間ボランティアであり、地域の人権問題に取り組む役割を担います。彼らは、市民からの相談を受け付けるほか、子どもたちに対する人権教育や、思いやりの心を育む課外活動も行っています。具体的には、人権教室を開催し、命の大切さや他者への思いやりを伝える活動が中心です。これにより、より良い地域社会を築くことを目指しています。
新たなメンバーの紹介
新たに加わった野間さんと秋月さんはそれぞれ地域での貢献を通じて、地域の人権問題に対する深い理解を持っています。彼らの個々の背景や経験は、市民の声をしっかりと受け止める力となるでしょう。
以下は、現在の和歌山市人権擁護委員 listです:
1. 山西陽裕
2. 谷澤佐規子
3. 野田眞知子
4. 笠野喜久雄 更に15名の委員
このように、和歌山市では多様なバックグラウンドを持つ人権擁護委員が揃っており、それぞれの視点を活かしながら人権活動を展開します。
市民の皆さまへの呼びかけ
人権擁護委員は、市民からの相談を無料で受け付けており、相談内容は厳重に守秘されます。問題を抱えている方には、まずは気軽に相談することをお勧めします。相談窓口は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで開いており、次の番号でつながります:
- - みんなの人権110番: 0570-003-110
- - 子どもの人権110番: 0120-007-110
- - 女性の人権ホットライン: 0570-070-810
未来への展望
今後、和歌山市ではさらなる人権意識の向上を目指し、人権擁護委員の活動に力を入れていく方針です。市民一人ひとりが自分の権利を理解し、他者の権利も尊重する社会を実現するために、彼らの活動にご期待ください。地域の幅広い理解と支援をもって、形成されていく人権の輪が今後の和歌山市の発展を促すでしょう。