泡盛と日本酒の革新融合！独自のひやおろしを12月に発売

2025年12月24日（水）、株式会社OneSpiritが発表した新しい日本酒「SAKE×AWAMORI 大吟醸 2025 ひやおろし」が発売されます。沖縄県那覇市のOneSpiritと福井県福井市の田嶋酒造株式会社が共同で開発したこの商品は、江戸時代の技法を現代に再構築し、泡盛を添加した世界初の日本酒です。このひやおろしは、冬に造られ、夏の間に熟成された酒を、通常とは異なり、12月にリリースします。

ひやおろしって何？

通常、ひやおろしは秋に出荷されることが多い日本酒ですが、今年のリリースは特にユニークです。沖縄と福井の両地域ともに秋の高温が続いたため、より熟成を重視し、あえて12月の出荷を選びました。これにより、バナナを連想させるトロピカルでフルーティーな香りが引き立っており、口当たりは非常に滑らかです。

また、泡盛の特徴的なボディ感により、近年人気の「日本酒の炭酸割り」にしても、その風味が薄まることなく、香りが一層引き立っています。

新しい飲み方の提案

「SAKE×AWAMORI」は、従来の冷酒や常温での楽しみに加えて、ハイボールやロックとして新たな飲用シーンを提案します。この商品は、日本の酒造りの文化を背景に、泡盛が果たす新たな役割を示す革新的な試みとなっています。

伝統酒のイノベーション

「SAKE×AWAMORI」は、田嶋酒造の酒造りを熟知する杜氏の田嶋雄二郎氏と、泡盛の新たな可能性を追求してきた仲里彬氏の共同プロジェクトの成果です。大学時代からの友人である彼らの情熱が、10年の時を経て実を結びました。

この商品を通じて、福井と沖縄、そして日本酒と泡盛ファン同士の新しいつながりが生まれることを願っています。

商品情報と楽しみ方

「SAKE×AWAMORI 大吟醸 2025 ひやおろし」は、720mlで、税別価格は3,500円。数量は限定200本です。会社としては、ただお酒を販売するだけでなく、その背後にあるストーリーや伝統を大切にしています。

冷酒やハイボールはもちろん、ロックでも楽しめるこの日本酒は、当地の郷土料理とも相性が良く、幅広い楽しみ方を提供します。特に、ハイボールで味わう際は、炭酸を先に注ぎ、その上にSAKE×AWAMORIをフロートさせることで、香りが一層立体的に広がります。