Jackeryと盛岡市の連携協定
2025年12月25日、岩手県の盛岡市とポータブル電源のリーディングカンパニーJackery Japanが、「災害時におけるポータブル電源の提供に関する連携協定」を締結しました。この協定の目的は、災害発生時に迅速かつ円滑にポータブル電源やその他の物資を調達する体制を整え、地域の安全と安心を向上させることです。
本協定の目的
本協定に基づいて、盛岡市とJackeryは、災害が発生した場合、またはその恐れがある際に、優先的にポータブル電源やソーラーパネルを供給する体制を構築します。具体的には、盛岡市からの要請に応じて、Jackery Japanの物流拠点から必要な電源を提供することになります。この取組は、市民サービスの向上を図ることを目的としています。
日常的な防災活動も
加えて、この協定は防災訓練や地域イベントにおいても活用される予定です。たとえば、盛岡市内にある「もりおか渋民たみっと」を利用した防災啓発イベントや、地域の学校での教育活動を通じて、地域住民の防災意識を高めていきます。
寄贈される製品
この協定に伴い、Jackeryは以下のポータブル電源とソーラーパネルを盛岡市に寄贈しました:
- - Jackery ポータブル電源 2000New 2台
- - Jackery ポータブル電源 1000New 2台
- - Jackery ポータブル電源 1000Plus 3台
- - Jackery ポータブル電源 600Plus 2台
- - Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル 1枚
- - Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル 1枚
寄贈された一部の製品は、道の駅もりおか渋民「たみっと」に設置される予定で、これを活用して防災について考えるクリスマスイベントを行いました。
たみっとecoクリスマスの概要
このイベントはクリスマス当日の2025年12月25日、道の駅もりおか渋民のC棟フューチャーセンターで午前9時から11時30分まで開催され、参加者は以下のようなアクティビティを通じて防災を学ぶ機会を得ました。
1. ポータブル電源を使ったクリスマスイルミネーションの点灯
2. 電気で温まるクリスマス実験コーナー
3. 「未来の防災ヒーロー認定証」ワークショップ
4. 渋民小学校や中学校の生徒たちが作成したタイルアート展示
イベントは地元団体「ドリーム・シード・プロジェクト」と協力しており、地域住民とのつながりを深める良い機会となりました。また、会場ではポータブル電源を使ってライトアップされ、多くの訪問者の目を引く素敵な装飾が施されました。
Jackeryの今後の展望
Jackeryはこれからも、全国の地域で防災や災害対応に貢献し、地域の課題解決に向けた取り組みを強化していく方針です。非常時の安心を提供するとともに、日常の生活を豊かにするため、持続可能なエネルギーの普及を目指します。
Jackeryについて
Jackeryは2012年にアメリカ・カリフォルニアで設立されました。「持続可能なエネルギーが身近になる社会」を目指し、太陽の力を利用したポータブル電源やソーラーパネルを開発しています。特に2016年にはアウトドア用のポータブル電源を発売し、さらに2018年には初のポータブルソーラーパネルを発表しました。今後も地球環境に配慮した製品開発を進め、多くの人々に快適な生活を提供していく姿勢を貫いていきます。