AI医療機器開発のアイリス株式会社は、経済産業省が主催するシンガポール・スタートアップミッションに参加しました。このミッションは、日本とシンガポールの企業・大学・研究機関などが連携し、オープンイノベーションを促進するための新たな枠組みである「日本・シンガポール共創プラットフォーム(JSCCP)」のキックオフセミナーを皮切りに、現地での投資家や事業会社との連携に向けた取組を行いました。
アイリス代表の沖山翔氏は、JSCCPキックオフセミナーへの参加、齋藤経済産業大臣との意見交換、シンガポール国立大学(NUS)の企業支援部門であるNUS Enterpriseが運営する「BLOCK71シンガポール」でのピッチイベントに参加し、積極的な活動を行いました。
特に、齋藤経済産業大臣との意見交換会では、沖山氏がグローバルヘルスに対して日本及びアジアができる貢献について提言し、活発な討議が行われました。沖山氏は、医師としての経験を生かし、AI技術を活用した医療機器開発を通じて、世界中の医療現場に貢献したいという強い意志を示しました。
BLOCK71シンガポールでのピッチイベントでは、NUS Enterpriseの全面サポートのもと、現地ベンチャーキャピタル等の投資家や事業会社に向けて、アイリスのAI医療機器の技術力と将来性についてアピールしました。ピッチイベントの後には、参加者同士のネットワーキングが開催され、今後の協業や連携に向けた前向きな意見交換が多数行われました。
アイリスは、今回のミッションを通じて、シンガポールの投資家や事業会社との連携を強化し、AI医療機器の開発をさらに加速させることを目指しています。今後も、日本の医療技術の海外展開を積極的に推進し、医療の進歩に貢献していく予定です。
今回のシンガポール・スタートアップミッションは、アイリスにとって大きな転換期となるでしょう。海外の投資家や事業会社との連携は、アイリスのAI医療機器開発を新たなステージへと押し上げる力となります。特に、医療分野においては、グローバルな視点を持つことが重要であり、アイリスは、今回のミッションを通じて、国際的なネットワークを構築し、世界中の患者に貢献できる可能性を大きく広げました。
日本の医療技術は世界でも高いレベルにあり、AI技術の活用は、医療の未来を大きく変える可能性を秘めています。アイリスは、今回のミッションで得た経験を活かし、日本の医療技術を世界に発信し、医療の未来を創造していく重要な役割を担うことになるでしょう。今後も、アイリスの挑戦に注目していきたいです。