インド・ニューデリーで開催されたIMC 2025と日印政策対話の詳細
2025年10月、インド・ニューデリーで開催された「India Mobile Congress 2025(IMC 2025)」には、日本のICT産業が誇る企業が初めてジャパンパビリオンに出展しました。この機会を通じて、5G、AI、量子暗号技術など、最新技術のプラットフォームを提供し、国際市場での競争力を強化しました。特に、出展企業には本田技研工業、NTT Data、東芝などが名を連ね、各企業は自社の技術を世界に向けてアピールしました。また、同日に開催された第8回日印政策対話では、2014年に締結された日印ICT協力枠組みに基づき、両国の通信政策や技術連携についての具体的な意見交換が行われました。この対話は、8月のモディ首相訪日を受けたもので、成果文書にも位置付けられています。会議では、総務省からの今川総務審議官が参加し、インド側からはミッタル通信省次官が応対。今後の両国間の協力の深化について議論が交わされました。日本とインドのICT協力は、双方にとって大変重要な施策であり、これからも様々な技術交流を通じて、さらなる発展が期待されます。総務省は、日印間の技術連携の強化を目指し、今後も積極的な支援を行います。ジャパンパビリオンの成功をきっかけに、さらなる国際市場への投資や技術普及が進むことが望まれます。