新たな水中探査の時代を切り開く「BW Space」
Youcan Robot社の最新水中ドローン「BW Space」が登場しました。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、限定先行販売が開始されたこのドローンは、SONY製CMOSを内蔵した4Kカメラと自動追尾機能を搭載しており、最大水深100メートルまで潜ることができます。これにより、ダイビングや科学研究、漁業など、さまざまなシーンでの活用が期待されています。
BW Spaceの主な特長
「BW Space」は、水中における自動追尾性能が最大の魅力です。0.5-5メートルの範囲内にいる対象を識別することができ、撮影対象を自動で追尾しながら高画質な映像を提供します。さらに、自動調光機能により周囲の環境に応じた適切な明るさに調節され、深海の暗い水中でもクリアな映像を実現します。また、潮流や波の影響を受けた際には、自動方向修正機能が働き、安定した映像撮影を支援します。
多様な利用シーン
この画期的なドローンは、ただの撮影ツールにとどまりません。水中エンターテイメントや科学研究、漁業、さらには水中の点検作業においても、その性能を発揮します。たとえば、ダムや浄化槽の点検、沈船の調査、水中環境の観察など、幅広い分野での利用が想定されています。
クラウドファンディングでの先行販売
「BW Space」は、他のクラウドファンディングサイトで成功を収めたYoucan Robot社の最新技術を駆使しており、すでに日本における技適とPSE認証を得ています。先行販売は2018年9月20日から10月30日まで行われ、様々なパッケージが用意されています。たとえば、通信ケーブルの長さや保存容量に応じたコースが設定されており、個人の使用シーンに最適な選択が可能です。
具体的な製品仕様
- - カメラ: SONY製CMOSセンサー内蔵4K UHDカメラ、広角110度、高精細な映像出力
- - 潜水能力: 最大水深100メートル、使用時間最長7時間
- - バッテリー: 大容量バッテリー搭載で長時間の使用を可能に
- - 進化した操縦機能: 専用APP「Youcan Dive」でリアルタイム映像の確認ができ、iOSやAndroidデバイスとの互換性も確保
- - デザイン: 軽量で持ち運びやすいキャリーバッグ付き
まとめ
「BW Space」は、他の水中ドローンとは一線を画す技術を搭載しており、幅広い利用方式が期待される製品です。水中探査という未知の領域に挑むこのドローンが、私たちの海の理解を深める手助けをしてくれるでしょう。