開館20周年を迎える紅ミュージアム
東京の南青山に位置する紅ミュージアムは、2025年3月に開館20周年を迎えます。これを記念し、伝統工芸にスポットを当てた特別展示「手仕事ギャラリー 開館20周年記念『紅ミュージアム寿語録(すごろく)』」が11月11日より開催されます。このイベントでは、紅ミュージアムの20年間の歩みを振り返りながら、すごろく形式でその歴史を辿ります。
イベント詳細
紅ミュージアムは2005年に設立され、以来、日本における紅づくりの重要な拠点となりました。江戸時代から伝わる紅の製法を守り続け、化粧や工芸に関する多様な企画展も行っています。また、今後の日本の伝統工芸を担う作家や団体を紹介する企画や、体験ワークショップなども実施されています。
今回の展示では、43コマのすごろくで伝統工芸を探ることができ、詳細な情報を掲載したリーフレットも配布されます。訪れることで、紅ミュージアムの運営理念やきらりと光る職人技に触れる良い機会となるでしょう。
- - 開催期間: 2025年11月11日(火)~12月13日(土)
- - 開館時間: 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- - 休館日: 日・月曜日
- - 観覧料: 無料
- - 主催: 株式会社伊勢半ホールディングス
- - 会場: 紅ミュージアム(東京都港区南青山6-6-20 K’s南青山ビル1階)
- - 連絡先: 03-5467-3735
- - ウェブサイト: 伊勢半 紅公式サイト
特別イベント「サイコロふってリアル寿語録ツアー」
併催イベントとして、「サイコロふってリアル寿語録ツアー」も行われ、アートテラー・とに~氏がMCを務めます。このイベントでは、参加者がサイコロを振り、その結果に基づいてアートトークが展開。どのような内容が飛び出すか、楽しみな交流の場となるでしょう。
- - 日時: 2025年11月28日(金)18:00~19:00
- - 定員: 15名
- - 参加費: 1,000円(お土産付き)
この特別な体験は、通常の開館時間では味わえない、アートとのふれあいの機会となります。
伝統工芸作品とコラボレーション
さらに、紅ミュージアムは、各地の伝統工芸作家とのコラボレーションによる小町紅の展示・販売を行います。これは、丁寧な手仕事で制作された作品と、紅花の赤色の美しさを融合させた逸品です。新しい生活の中に、ささやかな華やぎを取り入れてみるのも良いかもしれません。
紅ミュージアムは、単なる展示館に留まらず、様々な体験を通じて訪れる人々に「紅」と「化粧」の深い文化を伝える役割を果たしています。今後も多様な企画展やワークショップに期待が高まるところです。