「Labby」の魅力と機能
現役の早稲田大学院生が手がけた新しいサービス「Labby」は、研究室が自らのホームページを簡単に作成・管理できるCMS(コンテンツ管理システム)です。HTMLやCSSといった複雑な知識なしに、PCやスマートフォンから操作が可能で、手軽に研究室の情報を発信できます。
簡単な操作性
Labbyはシンプルで直感的な管理画面を提供しており、ユーザーは容易にメニューや画像、カラー、レイアウトを変更できます。また、レスポンシブデザインに対応しているため、スマートフォンでの更新もストレスなく実現します。これにより、研究室の成果や活動を効果的に見せることができます。
国際化への対応
最近の研究環境では、留学生や外国からの訪問者が増加しています。そのため、Labbyでは英語と日本語のページ切り替え機能を搭載しました。これにより、多言語に対応した腰の引けない情報発信が可能になり、グローバルな交流にも一役買ってくれます。
論文管理の進化
研究者として重要な論文もLabbyによって簡単に管理できます。独自に設けられた論文検索システムでは、PDFに含まれる情報を全文検索できるため、必要な情報を容易に見つけ出すことができます。この機能により、研究成果をWEBサイト上で効率的に整理・発信することができるのです。
開発の背景
このCMSの開発は、取締役の飯窪氏の学生時代の経験から生まれました。彼は、研究室の選択に苦労したことから、多くの研究室が情報発信を行うべきだと考えるようになりました。
「研究室の特殊性や指導方針を知ることができる場が必要です。学生が自分に合った研究室を見つけやすくなることで、より充実した研究生活が送れると信じています」、飯窪氏は語ります。
さらなる可能性
Labbyの本質は、ただのウェブサイト作成ツールに留まりません。日本の研究力の底上げに寄与することを目指し、学生たちがその力を最大限に発揮できる環境を整えることが、最終的な目標です。
このサービスは、研究室同士の相互交流や教育機関のブランディングにも寄与することでしょう。これからの研究活動のスタイルを一新する「Labby」に、ぜひ注目してみてください。
公式サイト情報
詳しい情報は、
Labbyの公式サイトでご確認ください。なお、株式会社ロフタルについてもこちらの
企業サイトをご覧ください。エンジニアとデザイナーが一体となり、新しい技術を用いて便利さを追求しています。