ダイセルの「記憶の継承」展示が大阪・関西万博で開催
2025年、日本国際博覧会が大阪・関西で開催される中、ダイセル株式会社がプロデュースする特別展示「記憶の継承」が注目を集めています。この展示は、河瀬直美氏が手掛けるシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater -いのちのあかし-」内の「森の集会所」で行われます。
展示の背景
ダイセルは、セルロイドの開発と使用によって日本の産業に多大な影響を与えてきた企業です。この展示では、セルロイドがどのように私たちの生活の中で根付いてきたのか、また未来に向けてどのような展望があるのかを伝えることを目的としています。展示内容は歴史から現代まで幅広く、訪れる人々に深い理解を促します。
展示テーマ 一覧
1.
セルロイドとは
ここでは、世界初の人工プラスチックとしてのセルロイドの歴史と、日本における生産の始まりについて触れます。多くの人々にはなじみのないかもしれませんが、セルロイドの誕生は今日のプラスチック産業の基盤となっています。
2.
万博の継承とセルロイド製品
このセクションでは1915年のサンフランシスコ万博で紹介されたセルロイド人形など、当時の生活で使用されたセルロイド製品を展示します。当時の人々の生活と切り離せないセルロイドの存在を感じることができます。
3.
念願の国産映画フィルム
セルロイド製フィルムの開発は、日本映画の発展において重要な役割を果たしました。この展示では、セルロイドフィルムの歴史とその影響を学ぶことができます。
4.
進化する技術と未来の素材
ダイセルの最新技術と、環境に優しい天然素材の取り組みを紹介します。未来に向けての持続可能な素材選びの重要性についても考えさせられる内容です。
5.
未来への継承
最後に、ダイセルが目指す未来の姿と、それに向けた具体的な取り組みについてプレゼンテーションを行います。この部分は、次世代に向けたメッセージでもあり、訪れる人々に希望を与えることでしょう。
イベント詳細
- - 展示名称: ダイセルウィーク「記憶の継承」
- - 開催期間: 2025年8月21日(木)~9月4日(木)
- - 開催場所: シグネチャーパビリオンDialogue Theater -いのちのあかし-「森の集会所」
- - 開場時間: 9:00~21:00
- - 入場方法: 予約不要で入場可能
まとめ
この「記憶の継承」展示は、歴史と未来を結びつける貴重な機会です。ダイセルの理念や製品を通じて、訪れる全ての人に思い出の継承と未来への展望を感じてもらえればと思っています。大阪・関西万博でのこの機会を、ぜひ逃さないでください。