介護の魅力を語り合う「ケアするしごとバー」
マガジンハウスが制作する介護のしごとにまつわるイベント「ケアするしごとバー」が2024年に再び開催されます。このイベントは、福祉・介護の分野で活躍する人々をゲストに招き、彼らの経験や思いを語り合う機会です。介護の仕事の魅力を広めることを目的に、昨年からスタートしたこのプロジェクトは、2025年2月まで全5回のシリーズで実施されます。
イベントは、オフラインとオンラインのハイブリッド方式で行われ、参加者はリラックスした雰囲気でゲストたちと交流できます。第2回目となるイベントは2024年12月13日(金)に開催され、今回のゲストは社会福祉法人福祉楽団の奥住比沙子さんです。
これを受けて、ゲストが語る「ケアするしごとの魅力」とは、ただ優しさや思いやりだけでなく、科学的なアプローチによるものも含まれています。福祉楽団では、生活の質を高めることを重要視し、それに合わせたスタッフの育成や制度構築にも力を入れています。働きやすい環境作りと同時に、職業としての満足感ややりがいも追求しています。
多彩なプログラムとゲスト
「ケアするしごとバー」のシリーズは、各回ごとに異なるゲストをお迎えし、その場で彼らのリアルな体験をシェアします。第3回目(2025年1月15日)には、鹿角実花さんをお招きし、サービス提供責任者としての視点から介護の現場を語ります。また、第4回目(2025年1月24日)では、石神洋一さんが施設長としての役割や日々の業務について紹介し、第5回目(2025年2月13日)には武田奈都子さんが、自身の経験を基に介護における価値を話します。
ケアするしごとツアーも開催
さらに、介護の世界をより深く理解するための「ケアするしごとツアー」も予定されています。これは、実際の介護現場を訪れ、そこでの仕事内容ややりがいについて学ぶ企画です。参加者は無料で参加でき、一回からの参加も可能です。現地までの交通費は個人負担とはなりますが、この機会を通じて介護職に対する理解を深めることができるでしょう。
介護のしごとの魅力を発信する取り組み
「ケアするしごとバー」や「ケアするしごとツアー」に加え、マガジンハウスのウェブマガジン「こここ」では、介護と福祉の世界に焦点を当てた様々な記事を配信しています。今年度は、全国各地の介護施設を訪れ、そこでの実践やスタッフのインタビューを通じて、介護の現場のリアルを伝える連載記事も展開予定です。
このプロジェクトは厚生労働省の補助事業としても進められており、介護のしごに関わる情報発信を広げる試みです。自分らしく生きることをサポートする「ケアするしごと」の魅力を、ぜひ体感してみてください。今後もさまざまな取り組みが行われる予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてください!