岡山大学の科学塾
2024-07-28 19:45:31

岡山大学総合技術部、子どもたちに科学の楽しさを伝える出展イベント

岡山大学総合技術部が科学塾に出展



2024年7月5日、岡山大学の総合技術部は吉備中央町のきびプラザで「令和6年度わくわく科学塾」に出展しました。このイベントは、地域の小学生に科学の楽しさを体験してもらうことを目的としており、岡山市内の全10校から約100人の児童が参加しました。

イベントでは、「入浴剤作り」「スライム作り」「ペットボトル万華鏡作り」など、さまざまなブースが設けられ、子どもたちは興味津々で各ブースを回りました。特に「入浴剤作り」では、重曹やクエン酸を使って色や形を選びながら入浴剤を手作りしました。出来上がった後は、慎重に容器へ入れて持ち帰る姿が印象的でした。

「スライム作り」では、のりとホウ砂溶液を使い、自分だけのスライムを楽しんでいました。友達同士でその感触を比べ合う姿が微笑ましく、多くの児童が楽しそうに遊んでいました。また、「ペットボトル万華鏡作り」では、ビーズを使用して万華鏡を作成し、出来上がりを覗き込みながら、その美しい模様に歓声を上げていました。

加えて、「星箱作り」では、望遠鏡で撮影した惑星の写真がアクリルボックスの内側からライトで照らされ、まるで星が輝いているかのような幻想的な体験ができました。多くの子どもたちが普段肉眼では見えない宇宙の一部を垣間見ることができ、目が輝いていました。

また、「人工いくら作り」では、化学反応を利用してカラフルな粒を作り、思い思いに色を選びながら楽しい時間を過ごしました。「クロマトアートでしおり作り」は、コーヒーフィルターを使って水性ペンで描いた点が水で広がる様子を観察し、おしゃれなしおりを作成。最後に「ストローとゴムで正八面体作り」も行われましたが、少し難易度が高く、低学年の子どもたちは手軽にできる正四面体を選んで製作しました。

また、岡山大学の特別展示として、金属加工品も展示され、ジャイロスコープなど普段触れることのないものに児童たちは興味津々。従事したテクニカルリサーチャーの市川航輔さんは、「子どもたちに科学の面白さを伝えられることはとても意義深く、次回の機会にも参加したい」と語りました。

今回の取り組みは岡山大学工学部が共催し、科学リテラシーの普及を目指して行い、地域とのつながりを強め、科学への好奇心を高めることを重視しています。岡山大学総合技術部は、今後も地域貢献活動を続け、次世代の人材育成にも貢献していく意向です。子どもたちが科学に興味を持ち、ワクワク・ドキドキする体験を提供していくことが期待されています。

この素晴らしい活動が地域の子どもたちにどのように影響を与えるのか、今後の展開が非常に楽しみです。


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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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