富士山の再発見
2024-08-11 07:18:46

富士山の魅力を再発見!静岡と山梨の共同キャンペーン

富士山の魅力を再発見!



静岡県と山梨県が誇る富士山。その美しい姿と豊かな自然環境に魅了される人々は多いですが、近年ではオーバーツーリズムの問題が浮上しています。そこで、静岡新聞社と山梨日日新聞社は、8月11日の「山の日」に合わせて、富士山の魅力を再認識する機会を提供するべく共同企画を展開しました。この取り組みは、富士山が持つ素晴らしい自然環境を紹介するだけでなく、両県の住民に環境保護の重要性を訴えかけることを目的としています。

共同企画の背景



静岡新聞社と山梨日日新聞社は、昨年実施した「表裏一体」企画の成功を受け、再び手を組むことを決定しました。このプロジェクトは、富士山の静岡側と山梨側の「どちらが表で、どちらが裏か」という論争を逆手に取り、多くの反響を呼び起こしました。昨年の取り組みは、高い評価を受けており、全広連地域広告大賞のプリント部門賞まで受賞しています。

今年のテーマと内容



今年の広告キャンペーンは、富士山に関連する豊かな森と海の恵みを紹介する内容で、多面的に富士山の魅力を伝えようとしています。環境保護や地域の持続可能な発展に向けた意識向上を図り、両社のウェブサイトでも英語版を用意し、全世界に情報を発信する方針です。

両県内の観光地でも紙面広告を配布し、観光施設での掲示も行う予定です。これにより、観光客に対しても自然環境の重要性を効果的に啓蒙する狙いがあります。

オーバーツーリズムの課題



富士山は世界文化遺産にも登録され、その美しさや歴史的価値が認められていますが、一方で、登山客が集中することでオーバーツーリズムが大きな問題となっています。このため、静岡県側では事前登録制度、山梨県側では通行規制や通行料の徴収など、行政としての対策が進められています。しかし、単なる施策だけではなく、地元に暮らす両県民自身にも、環境保全への意識を高める必要があります。

地元紙としての使命



静岡新聞社と山梨日日新聞社は、地元紙として地域住民の環境意識を継続的に醸成し、富士山の保全に向けた運動をサポートする責任があります。両社が主導するこの企画を通じて、多くの人々が富士山の素晴らしさを再認識し、地域における環境保護の活動へと参加してくれることを期待しています。

この共同企画は、8月11日(日)にそれぞれの新聞に掲載され、静岡新聞SBS Business Stationおよび山梨日日新聞社の特設サイトでも情報が発信されます。富士山の魅力を探索しつつ、環境保護の重要性も再確認する良い機会です。ぜひ、多くの方々に参加していただきたいものです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社静岡新聞社
住所
静岡県静岡市駿河区登呂3-1-1
電話番号
054-284-8900

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。