山形でのデジタルマーケティングセミナーの開催
2025年1月28日に、山形グランドホテルで「訪日観光客を呼び込むデジタルマーケティング入門」というセミナーが開催されました。このセミナーは、やまがた広域観光協議会の主催で行われ、地元の自治体や観光業界の関係者56名が参加しました。
セミナーの主旨
本セミナーは、訪日観光市場のトレンドやデジタルマーケティング手法を学ぶ場として用意されました。ENGAWA株式会社のビジネスデベロップメント&マーケティングシニアマネージャーである四方麻衣子氏が講師を務め、デジタルマーケティングの基礎からSNSの活用法、多言語対応に至るまで、実践的なアプローチが紹介されました。
観光市場の回復とデジタルの重要性
コロナ禍の影響を受けた訪日観光市場ですが、2024年11月までには2019年の水準を上回る回復が見込まれています。特に山形県では、台湾からの観光客が増加しており、泊数も全国平均を上回る傾向にあります。この背景をもとに、今後のマーケティング施策の重要性が強調されました。
台湾市場への特化
セミナーでは、各国の訪日旅行の目的やトレンドを分析し、台湾の観光客をターゲットにしたマーケティング戦略が再確認されました。具体的なデータを基に、山形県の特性を生かした施策を検討し、効果的な集客方法を見出すための考察が行われたのです。
実践的なマーケティング手法
四方氏は、台湾市場に特化した訪日動向や情報収集手段、プロモーションの方法についても詳細に説明しました。また、台湾の旅行者に人気のある観光地や、山形県内のおすすめスポットを紹介し、具体的な周遊ルートを提案しました。
参加者からは、「具体的な手法を学べて非常に参考になった」「観光プロモーションの戦略に生かしたい」との声が相次ぎました。
参加者の反響と今後の展望
今回のセミナーで得た知見を活かし、地域特性に応じたデジタルマーケティングの支援を今後展開するとのことです。自治体や観光関連団体と連携を強化し、山形県の魅力を国内外に発信するための活動を継続していく予定です。
ENGAWA株式会社について
ENGAWA株式会社は、日本の魅力を海外に届けるためのマーケティング会社です。50年以上の歴史を持つ英字メディア「Tokyo Weekender」の運営や、外国人向けのインフルエンサーマーケティング、OMOTENASHI Selectionの運営など、国際的なコミュニケーション支援を行っています。詳細は公式サイト(https://engawa.global/)をご覧ください。
このようなセミナーを通して、山形県が持つ観光資源の魅力を最大限に伝え、さらなる国際的な集客が実現できることを期待しています。