DeFimansの新たな挑戦
Decima GP Limitedは、株式会社DeFimansの代表取締役Co-CEOである小野暢思氏と佐藤太思氏の2名を、Decima Fundのベンチャーパートナーに迎えることを発表しました。Decimaは、web3特化型ファンドとして日本のスタートアップを支援することを目的としています。この度の就任は、これまでの両名との関係を基にさらなる取り組みを進めるものです。
共同の歩み
小野氏と佐藤氏は、Decimaが投資する企業への成長支援や新たなビジネス機会の発掘において、すでに広く連携していました。DeFimansは、日本国内外のクライアントに向けて、web3関連のコンサルティングサービスを提供しており、その実績は高く評価されています。
今回の就任により、特にスタートアップの事業成長にブレーキをかけることなく、事業の初期段階から効果的な支援を行う体制を整える予定です。今までの経験を基に、金融や税務、コンテンツ制作からグローバル市場への展開に至るまで、幅広い領域でのサポートを提供することを目指しています。
小野暢思氏の経歴
小野氏は2015年にポニーキャニオンに入社し、音楽プロデューサーやテレビアニメの海外プロモーションに従事。その後、Netflixのアニメチーム立ち上げに関与し、様々なアニメ作品のライセンス業務を担当しました。2019年からはDigital Entertainment AssetでブロックチェーンゲームやNFT関連のプロジェクトに携わり、2022年にDeFimansを設立しました。彼の豊富な国際経験とクリエイティブな視点は、Decimaの成長にも大いに貢献すると期待されています。
佐藤太思氏の経歴
佐藤氏は、三菱UFJモルガンスタンレー証券で証券業務に従事した後、EY税理士法人で国際税務コンサルティングを担当。デロイトトーマツ税理士法人でも同様の業務に携わり、2020年にDigital Entertainment Assetに移ると、ブロックチェーンとDeFiプロジェクトを支援してきました。彼もまた2022年にDeFimansを設立し、そのコンサルティングの専門性はDecimaにおいて重要な役割を果たします。
期待される役割
小野氏と佐藤氏の就任を受けて、Decimaのジェネラルパートナー、北原健氏は「共に高い目標を持つ仲間の存在が、起業家にとって大きな助けとなる」と述べ、両名とのパートナーシップに期待を寄せています。web3の世界が進化する中で、彼らの豊富な経験と知識が新たなイノベーションを生むことに貢献することでしょう。
DeFimansのビジョン
DeFimansは、トークンエコノミクスやブロックチェーン技術に特化した専門家集団であり、顧客とともに日本のweb3業界の発展に貢献することを目指しています。彼らの取り組みによって、今後のスタートアップの成長とweb3領域の発展が期待されます。
これまでの協業を基に、Decimaは新たな挑戦を通じて、より多くのweb3プロジェクトを支援していくことでしょう。この両名の力強いリーダーシップのもと、Decima Fundのさらなる成長が楽しみです。