ホシザキ、再加熱キャビネット新発売
2024-07-02 12:59:42

ホシザキ、小規模施設向け再加熱キャビネット新発売!省スペース&省力化で2025年問題に対応

ホシザキ、小規模施設向けに画期的な再加熱キャビネットを開発!



総合フードサービス機器メーカーのホシザキ株式会社が、小規模施設向けのテーブル形再加熱キャビネットを新たに開発し、2024年秋より販売を開始することを発表しました。

近年、高齢化社会の進展に伴い、認知症高齢者グループホームや住宅型有料老人ホームなど、小規模な高齢者施設が増加しています。しかし、深刻な介護人材不足が予測される「2025年問題」では、施設の運営における人手不足が大きな課題となっています。

このような状況下で、ホシザキは、おいしさと食の安全を確保しながら、省人化・省力化を実現できる食事提供方法の需要が高まっていることをいち早く察知。市場動向を分析し、お客様の声を収集した結果、小規模施設においては、価格や設置スペース、工事の要否などが導入の障壁となっていることを突き止めました。

そこで、ホシザキは、業界最小クラスのコンパクトなサイズを実現し、設置スペースの制約を受けにくいテーブル形を採用した再加熱キャビネットを開発。さらに、単相200Vの1電源で、給排水工事も不要なため、小規模施設でも導入しやすい設計となっています。

省スペース&省力化を実現!



新製品は、幅900mm×奥行700mm×高さ850mmと、業界最小クラスのコンパクトサイズを実現。上部には作業台としても使用できるスペースを確保しており、限られたスペースでも効率的に利用できます。また、単相200Vの1電源で、給排水工事も不要なため、既存の設備を活用することができ、導入コストを抑えられます。

温かい食事を提供し、食の安全も確保!



本製品は、チルド保存した食事を、指定した時間に温かい状態に再加熱・保温することができます。熱風による加熱と蒸気による加湿により、ご飯もふっくらとおいしく仕上がります。前日の準備で、翌朝の早朝出勤人員を減らすことができ、湯煎方式の再加熱と比べ、火傷などの事故削減にもつながります。また、病原菌の増殖を抑制する65℃以上で保温することで、食の安全も確保できます。

完全調理済み食品との協業も視野に!



ホシザキは、本製品の市場開拓に向けて、完全調理済み食品(完調品)を扱う企業との協業も計画しています。自社だけでなく、他社とのパートナーシップを通じて、人手不足や安心安全な食の提供などの社会課題解決に貢献していきます。

ホシザキグループについて



ホシザキグループは、製氷機、冷蔵庫、食器洗浄機をはじめとする各種フードサービス機器の研究開発・製造・販売・サービスまで行う、総合フードサービス機器メーカーです。高品質、耐久性、使いやすさ、デザイン性、エネルギー・スペース・コスト・業務などの効率化、環境負荷の低減、美味しさの追求など、500を超える製品ラインナップで、多様化するお客様のニーズに対応しています。

ペンギンマークのホシザキ製品は、飲食店をはじめ、スーパー、コンビニ、ホテル、オフィス、病院、施設など、飲食に関わる様々な現場で採用されています。日本国内では製氷機、冷蔵庫、食器洗浄機にてトップクラスのシェアを誇るほか、米州、欧州、アジアに生産拠点・グループ会社を有し、グローバルでビジネスを展開しています。東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場にて上場しています。

小規模施設の課題解決に貢献



ホシザキの新しい再加熱キャビネットは、小規模施設の課題解決に貢献する画期的な製品です。省スペース、省力化、食の安全という3つの要素を兼ね備え、施設の運営効率を大幅に向上させます。今後、高齢化社会が進む中で、ますます需要が高まると予想されます。


画像1

画像2

画像3

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。