翔泳社主催のマーケティング本大賞2025が初開催!
2025年、マーケティングの実務者が選ぶ「実務者が選ぶマーケティング本大賞2025」が初めて設立されました。この新しいアワードは、実務者が他の同業者に推薦したい書籍に光を当てることを目的としています。そして、その記念すべき第一回で輝いたのが、クロスメディア・パブリッシングから出版された『急成長企業だけが実践するカテゴリー戦略』です。
書籍概要と受賞の背景
著者は田岡凌氏で、同書は発売から数日でAmazonの主要8部門で1位を獲得。迅速に重版も決定しました。この躍進は、読者とマーケティングの実務者の双方から高く評価されている証です。
本書は、カテゴリー戦略を核に事業成長の実践知を提供しています。具体的には、13のナンバーワンブランドの成功事例を通じて、それぞれのストーリーを紹介しながら、カテゴリー戦略の本質を深掘りしています。また、著者が開発した最新のカテゴリー戦略モデル「4C」も初めて公開されています。このモデルは、徹底した顧客理解から始まり、4つのプロセスを体系立てて解説しています。
実務に即した内容構成
本書の魅力は、ただの理論書ではなく、実践的なアプローチを提供している点です。具体的には、3つのフェーズと14の施策によるカテゴリー浸透の方法を解説しています。さらに、カテゴリーリーダーとの対談や、Q&Aセクションも設けられており、読者がすぐに実務に活かせる「カテゴリー戦略の5ステップワークシート」も収録されています。
戦略、マーケティングに携わる全てのビジネスパーソンにとって、必携の一冊となることでしょう。
著者のメッセージ
田岡氏は、受賞について感謝の言葉を述べ、「カテゴリー戦略は、これからのNo.1ビジネスの思考法」と強調。潜在的な課題を見つけ、新市場を創造し、価値を提供する大切さを訴えています。「商品が売れない、価値が伝わらない」と悩む人々に向けて、新たな挑戦の手助けをしたいと語る彼の思いが多くの共感を呼んでいるのです。
田岡凌氏のプロフィール
田岡凌氏は、京都大学経済学部を卒業後、ネスレにて著名なブランド「ネスカフェ」「ミロ」を担当。その後、外資系ブランドのマーケティング責任者やスタートアップのCMOを経て独立。現在は30社以上の企業にカテゴリー戦略を提供し、同時にSales Markerの外部顧問やギャラップ社認定のストレングスコーチとしても活動しています。
書籍情報
- - 書名:『急成長企業だけが実践するカテゴリー戦略頭に浮かべば、モノは売れる』
- - 著者:田岡 凌
- - 発売日:2025年5月27日
- - 出版社:クロスメディア・パブリッシング
- - 仕様:288ページの単行本スタイル
- - ISBN:978-4295410973
マーケティングの実務者ならば、この本を手に取ることで新たな視点や戦略を見出し、今後の業務に活かしていくことでしょう。受賞を機に、さらなる注目を集める本書にぜひご注目ください。