新たに発足した一般社団法人漁業ブの概要
2022年11月に設立された一般社団法人漁業ブは、持続可能な漁業の促進を目的として活動を開始しました。東京・世田谷に拠点を置くこの団体は、水産資源の価値を高めるために生産者と消費者をつなぐブランディングを行うことを重視しています。
代表理事と設立メンバー
代表理事の小西圭介氏は、ブランド戦略の専門家としての豊富な経験を持つ人物です。彼は米国のプロフェット社でデビッド・アーカー氏から指導を受けた後、日本の大手広告会社・電通でトレーニングを積み、独立して以来、多くの企業のブランド開発に携わってきました。
設立メンバーには、料理メディア『ヒトサラ』の編集長である小西克博氏、食品関係のコンサルタント松井香保里氏、さらに多くの飲食業に精通した松田美穂氏が名を連ねています。彼らは各々の専門性を駆使しながら、地域の漁業者や消費者との関係を強化していく方針です。
漁業ブの理念と目的
漁業ブは、現在日本の漁業が直面しているさまざまな課題を解決するために立ち上げられました。特に乱獲や海洋温暖化、漁業従事者の高齢化といった問題は急務であり、これらの課題に対処するための新しいアプローチが求められています。
イニシアチブの一環として、漁業ブは異業種の専門家とのネットワークを活かして、テクノロジーやデザインを駆使した高付加価値の生産物の開発を推進しています。また、地域の食文化を守り、可能性を引き出すためには「地域共生」の観点も大切にされています。
主な活動内容
漁業ブは以下の活動を通じて持続可能な漁業の実現に貢献します:
- - 生産者と消費者の新たな食体験を創造する
- - メディア戦略を通じた情報発信とブランド構築の支援
- - 異業種の知識を活用した産業化の推進
- - 水産業の持続可能性向上のための価値観の改革
既に富山、山口、茨城、熊本などの生産者との連携を始めており、さらに全国各地でのパートナーを募集中です。
お問い合わせ
今後の活動を支えてくれる仲間や関心のある方には、ぜひ一般社団法人漁業ブへの連絡をお待ちしています。詳細は公式ウェブサイト(
https://gyogyobu.jp/)または、メール(
[email protected])でのお問い合わせをお願いします。
新たな未来に向けて、漁業ブの取り組みから目が離せません。持続可能な漁業の実現に向けて、あなたもこの運動に加わりませんか。