施工管理のDX進展
2026-03-24 09:29:26

施工管理のDX進展の難しさ:Excel依存はどこまで続くのか

施工管理のDX進展の難しさ:Excel依存はどこまで続くのか



施工管理のデジタル化、つまりDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まる中で、実際の現場では依然としてExcelなどの従来の管理方法が広く使用されています。現場TECHが426名の建設業従事者を対象に行ったWEBアンケートによれば、施工管理業務におけるデジタル化の重要性を感じている人は92.5%に達している一方、業務の中心となっているのは68.5%がExcelなどのPCソフトで、実質的に脱Excelは進んでいないのが現状です。

施工管理のデジタル化現状



調査によると、施工管理アプリの導入がなされている企業でも、62.5%が依然としてExcel中心で運用していることが明らかとなりました。この結果は、「必要性の認識」と「実際の運用」の間に大きなギャップが存在することを示しています。近年、施工管理アプリやクラウドサービスの普及が進んでいるものの、これらのツールが業務全体のデジタル化につながっていない様子が伺えます。

DXの進展を妨げる要因



ならば、なぜDXは進まないのでしょうか。調査結果からは、現場が直面する主な課題として「現場定着」「操作習得の負担」「二重管理」が挙げられました。

最も多かったのは「現場で定着しない」(36.9%)という回答で、次いで「操作習得の負担が大きい」(35.9%)や「二重管理が発生する」(32.2%)ことが続きました。特に「二重管理」は、元請企業への提出書類が「指定のExcel様式」で求められることが多く、新たにアプリを導入しても結局Excelに転記する必要があり、業務負荷が増加します。これにより現場側はアプリ利用のメリットを感じにくく、結果的に定着しづらくなります。

アプリ導入後の不満点



調査において、施工管理アプリを導入している企業に対して不満点を尋ねたところ、最も多かったのは「現場への定着が進んでいない」(36.0%)という回答でした。次いで「機能が多すぎて使いこなせない」「操作性に課題がある」が同じ割合で続きました。これらからも、単にツールを導入するだけではなく、現場で無理なく使い続けられる設計や既存業務フローとの整合性が重要であることが浮き彫りになっています。

施工管理DXの実態と今後の展望



本調査では、施工管理におけるDXの実態を整理し、必要性が広く認識されているにもかかわらず、実務の中心は依然としてExcelであることが確認されました。また、現場定着や二重管理といった運用面の課題がDXの進展を妨げていることもわかりました。これにより、今後はツール導入だけでなく、業務フローや運用設計の見直しが重要となるでしょう。

施工管理のDX推進には、現場のニーズや業務特性に即した形での取り組みが不可欠となります。今後も現場TECHは、施工管理DX促進のための情報発信を行ってまいります。


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