不動産学概論の開講
2023-09-20 12:59:29
慶應義塾大学での新たな不動産教育が始動!未来のリーダー育成を目指す講座とは
慶應義塾大学で不動産学概論が開講!
2023年度秋学期、慶應義塾大学商学部において新たな講座「不動産学概論」がスタートしました。この講座は、コロナ禍を経て変化した社会において、個人及び企業の不動産に対する需要の高まりを受けて開設されました。講座の目的は、不動産業界に対する関心を深め、未来のトップリーダーを育成することにあります。
背景と目的
慶應義塾大学は、日本の不動産業を支える人材を数多く輩出してきた実績がありますが、これまで建築学科は設置されていませんでした。そこで塾員たちの熱意から、この新しい講座が生まれました。本講座は不動産業や都市計画、街づくりに関心を持つ塾生(学生)と塾員(卒業生)が一緒に学ぶプラットフォームとなることを目指しています。これにより、参加者たちが日本の不動産業における未来のビジョンを考える機会を提供します。
講座内容
「不動産学概論」では、業界で活躍する卒業生が講師として登場し、不動産や都市開発に関するさまざまなテーマを探ります。この講座を通じて、住宅業、ホテル業、鉄道業など多岐にわたる不動産関連業種について学び、業界の実情やトレンドについての理解を深めていきます。
また、毎回の講義はオムニバス形式で実施され、参加者は多様な視点から不動産に関する知識を身につけることができます。特に、講師には不動産三田会会員であり、数々の業種でリーダーシップを発揮している面々が招かれており、実践的な知見も得られる貴重な機会となるでしょう。
講師陣について
初回の講座には、三井不動産の加藤智康氏をはじめとする多彩な講師が登場します。その他にも、合同会社RRPの矢部智仁氏、野村不動産の松尾大作氏、黒川洋氏、そして多くの著名な業界リーダーが講師として参加します。これにより、講座は実用的かつ多角的な視点での学びを提供するでしょう。
不動産三田会の役割
不動産三田会は、慶應義塾大学の卒業生による団体として、1988年に設立されました。会員数は現在1,066名を超え、不動産業の向上や安心した不動産取引の実現を目指しています。この団体のバックアップにより、本講座のさらなる充実が期待されます。35周年を迎えた2023年は、会員たちの社会への影響力を再確認する重要な年となるでしょう。
対象と開催場所
この講座は、慶應義塾大学商学部の3年生及び4年生を対象としており、他学部の学生も参加が可能です。講座は三田キャンパスで行われ、実際のクラスルームでの対面授業が予定されています。これにより、学生間のディスカッションや意見交換も活発に行われるでしょう。
この新しい取り組みが、今後の不動産業界における人材育成に大きく寄与することが期待されています。参加者たちが多くの学びを得られる場となるよう、今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
不動産三田会
- 住所
- 東京都世田谷区上馬2-16-10
- 電話番号
-
03-4405-9839