生成AI活用のAIコンタクトセンター「HARMONY Ver1.05」新機能発表！

AIコンタクトセンター「HARMONY Ver1.05」の革新

ロジカル・アーツ株式会社は、2025年9月30日に最新のAIコンタクトセンター『HARMONY Ver1.05』を発表しました。このバージョンでは、顧客対応の効率性と質を向上させるための新機能が追加されています。特に注目すべきは、アマゾンウェブサービス（AWS）のクラウド基盤を活用した新技術です。

『HARMONY Ver1.05』の特徴

『HARMONY Ver1.05』は、Amazon Connectをベースに設計されており、顧客管理や通話履歴の管理、さらにプレディクティブコール、シートマップ、パフォーマンス分析など様々な機能が含まれています。また、生成AIを利用した機能として、文字起こしや通話要約、会話議事録生成も備えています。

新機能の詳細

1. Amazon Bedrock対応（Claude 4との連携）

新たに追加されたAmazon Bedrock機能により、Anthropic社が開発した最新のAIモデルClaude 4が『HARMONY』に組み込まれました。この連携により、プロンプトやAI生成の回答は全てAWSのセキュアな環境内で処理され、データの安全性が確保されています。これによって、機密情報が外部に漏れるリスクを大幅に低減しました。

2. AIによる会話内容の自動入力機能

オペレーターと顧客との会話からAIが情報を自動的に抽出し、システムに入力する機能が追加されました。これにより、オペレーターの手作業を減らし、ヒューマンエラーを防ぎます。例えば、顧客の氏名や問い合わせ内容がリアルタイムで入力され、オペレーターは応対に専念できます。通話記録もカスタム項目を設定するだけで、AIが自動で入力することが可能です。

新機能によるメリット

この新しい機能群によって、コールセンターの業務効率と顧客体験が同時に向上します。自動入力機能は、オペレーターが本来集中するべき対話に専念することを可能にし、EX（従業員体験）とCX（顧客体験）が向上します。また、AIによる高精度な自然言語処理を活用し、顧客の問題を迅速かつ正確に解決できるようになります。さらに、業務の効率化により、傾向分析やサービスの改善が容易になります。