特定非営利活動法人聖母が、大学受験予備校の早稲田塾が主催するキャリア教育プログラム『ユメビト』に登壇しました。2025年3月に開催されたこのプログラムでは、同法人の代表である山田が、マラウイにおける学校給食支援活動について話をしました。この度の登壇は、山田氏が早稲田塾の卒業生という経歴から実現したもので、彼の経験を通じたメッセージは多くの学生に響くものとなりました。
講演の場には、聖母で活躍するインターン生や学生スタッフも参加し、遠くアフリカのマラウイでの教育支援の現状について具体的な事例を交えながら説明しました。特に、マラウイでは教育を受けたくても受けられない子どもたちが多く、空腹のために授業に集中できないといった深刻な問題が存在しています。このような課題に対し、給食支援がどのようにして学生たちの就学率を改善し、彼らの将来の選択肢を広げているかを強調しました。その結果、多くの高校生たちがこの問題に対して深い関心を示しました。
また、講演後の質疑応答では、高校生たちから「高校生のうちから何ができるのか」、「将来NGOに関わるにはどうすればいいのか」といった具体的な質問が続出。これにより、参加者たちの高い興味と主体的な姿勢が伺えました。また、既に国際協力に関心を持ち、今後の進路においてその分野に携わりたいという意欲を持つ学生の声も多く聞かれました。
聖母は、今後も教育機関との連携を深め、次世代の若者たちに社会課題を考える機会を提供していく方針です。また、「支援する・される」という一方的な関係を超え、国際協力を通じて「共に学び合い、成長する」新たな協力の在り方を模索していくというビジョンを掲げています。
今後も、聖母の活動はますます広がりを見せるでしょう。彼らの取り組みは、多くの若者にとって、目の前の課題に対する個々の責任と行動を促すきっかけとなることでしょう。教育を通じた国際理解の推進を目指し、次世代のリーダーたちを育てていくために、聖母は今後も活動を続けていきます。
この活動についてのお問い合わせは、特定非営利活動法人聖母までお気軽にお寄せください。地域の教育機関と連携し、未来を見据えた活動を共に展開していきましょう。