新無線通信ボード登場
2025-07-28 16:50:23

ラトックシステムが新たな無線通信ボードを発表、制御機器のDX推進をサポート

ラトックシステム、新たな無線通信ボードを発表



2025年10月から、ラトックシステム株式会社が新たに無線通信機能を備えたボードを発売します。この新製品は、既存の制御機器に無線機能を追加し、920MHz帯通信が可能なユニークなソリューションです。

無線化のニーズに応えた製品


新製品は、SubGigaに対応したデジタル入出力ボードおよびアナログ入力ボードの2種4モデルで構成されています。これにより、制御機器のデジタル入出力とアナログ入力を無線化することが可能となります。具体的には、以下のような型番と価格設定があります。

製品名 型番 標準価格(税別) JANコード
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SubGiga デジタル入出力ボード(端子台モデル) RS-SG2010T 49,800円 4949090600744
SubGiga デジタル入出力ボード(MILコネクタモデル) RS-SG2010M 49,800円 4949090600751
SubGiga アナログ入力ボード(端子台モデル) RS-SG2040T 54,800円 4949090600768
SubGiga アナログ入力ボード(MILコネクタモデル) RS-SG2040M 54,800円 4949090600775

これらの製品は、特にDX(デジタルトランスフォーメーション)と省配線のニーズに対応しており、既存の設備に後付けで無線機能を追加できる点が大きな魅力です。

要望に応える通信環境


無線通信には920MHz帯を採用しており、見通し最大250メートルでの通信が可能です。特に、一般的な2.4GHz帯と比べて壁や他の機器による影響を受けにくいのが特徴です。これは、障害物が多い環境でも通信が安定しやすいという大きな利点となります。

また、このシステムはLTE回線やクラウドサービスを必要とせず、Wi-Fiやインターネット接続が不要なため、ランニングコストがゼロの状態で運用することが可能です。これにより、手間のかかる配線工事やランニングコストを削減し、手軽に無線化を図ることができます。

具体的な製品特長


1. デジタル入出力ボード:
- デジタル入力8ch、出力8chを持ち、トリガー入力とストローブ出力を搭載しています。
- 高速デジタルアイソレーターにより、強固な電気的絶縁が実現されています。

2. アナログ入力ボード:
- アナログ入力8chとオープンコレクタ出力1chを持ち、柔軟な設定が可能です。
- ジャンパ抵抗設定により、電流計測にも対応しています。

さらに、これらのボードは温湿度センサーが搭載され、基板周辺の環境情報の取得も可能です。

会社紹介


ラトックシステム株式会社は、1983年に大阪で設立され、パソコンやスマートフォン関連のハードウェアやアプリケーションを一貫して開発・販売してきました。多様なインターフェースの開発実績を持つ同社は、これからも技術革新を推進し、様々な顧客ニーズに応え続けることでしょう。

詳細な情報や製品については、公式サイトを訪れてご確認ください。

製品情報ページ - デジタル入出力ボード
製品情報ページ - アナログ入力ボード



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会社情報

会社名
ラトックシステム株式会社
住所
大阪府大阪市西区南堀江1-18-4Osaka Metro南堀江ビル 8階
電話番号

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