貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル36」がいよいよ開催
神戸を拠点とする一般社団法人 貞松・浜田バレエ団が、2024年9月14日(土)・15日(日)に「創作リサイタル36」を神戸文化ホールで上演します。この公演では、アレクサンダー・エクマン振付の世界的名作「CACTI」が日本初演される注目のイベントです。
コロナ禍の影響で何度も上演が延期されたこの作品は、2020年の「創作リサイタル31」でも上演予定でしたが、幻に終わりました。しかし、2022年や2023年も同様の理由で実現できず、ようやく2024年にして念願の公演が実現しました。「CACTI」は、音楽や身体の表現が融合する独自性が特徴で、観客を魅了すること必至です。
コンテンポラリーダンスの魅力
コンテンポラリーダンスは、特定のメソッドや型にとらわれず、自由な表現方法が魅力です。貞松・浜田バレエ団では、近年話題の振付家たちの作品を数多く上演しており、国内の舞台芸術の発展に寄与する存在となっています。これまでに数々の受賞歴を誇り、文化庁芸術祭大賞も獲得しています。
今年の上演作品の紹介
CACTI
アレクサンダー・エクマンの「CACTI」は、意表を突く演出で知られています。舞台上に楽器演奏者が現れるなど、観客を驚かせる様々な仕掛けが満載で、ダンスの新たな可能性を切り開く作品です。この楽しい作品が、日本初演でどのように表現されるのか、期待が高まります。
Malasangre
続いて上演される「Malasangre」は、ダンスとラテン音楽の融合が見どころです。キューバの歌手へのオマージュとして制作され、ダイナミックな振付が印象的です。2022年に日本初演し、今年はロングバージョンで楽しむことができます。
ワルプルギスの夜
最後にジョージ・バランシンの名作「ワルプルギスの夜」をお楽しみいただけます。この作品はオペラ「ファウスト」をもとにしたバレエシーンで、バランシンの独特なスタイルが活かされています。
公演概要
- - 日時: 2024年9月14日(土) 開演18:30、9月15日(日) 開演15:00
- - 会場: 神戸文化ホール中ホール
- - アクセス: 地下鉄西神・山手線「大倉山駅」すぐ
- - チケット料金: S席(中学生以上)6,000円、S席(5歳~小学生)3,000円、A席5,000円、B席3,000円、学生席2,000円
- - 主催: 一般社団法人 貞松・浜田バレエ団
詳しくは公式サイトでご確認ください。
貞松・浜田バレエ団の歴史
この団体は1965年に設立され、以来、毎年「創作リサイタル」を続けてきました。数々の受賞歴を持ち、地域の文化振興に寄与しています。この公演は、彼らの努力が詰まったダンスイベントです。観客には、ダンスの多様性と魅力を新たに体験できる貴重な機会になることでしょう。
ぜひ、劇場でその魅力を体感してください!