京都市にある児童書専門店、Books & Café Wonderlandで、人気絵本『とーんだとんだ』の発売を記念した原画展が開催されます。期間は2025年4月8日から5月10日までの約1ヶ月間。このイベントは、新たに増刷が決定した同絵本の人気を受けて実施されます。原画展では、作家である長谷川義史さんの魅力的な絵が多数展示されます。
原画展の詳細
原画展が行われるBooks & Café Wonderlandは、今年で30周年を迎えた老舗の本屋です。長谷川義史さんのファンである店主の長谷川みゆきさんが、その長年の思いを形にしたこの機会に大いに期待が寄せられています。
原画展の観覧は無料ですが、ドリンクのオーダーが必要です。特に、図書館や幼稚園などでも大人気のこの作品の世界を、ぜひ実際に体感してみてください。ただし、4月19日から22日の間は臨時休業となりますので、来場の際はご注意を。
トーク&サイン会の開催
また、特別イベントとして、2025年4月13日には長谷川義史さんを迎えたトーク&サイン会も行われます。このイベントでは、絵本の制作秘話や、作者の思い、さらには楽しい読み聞かせが予定されています。参加希望者は予約が必要で、定員は20名に制限されていますので早めの予約が推奨されます。
トーク&サイン会は午後1時30分からスタートし、参加費は2,000円(税込)。申し込みは、店舗のメールアドレスにて受け付けています。長谷川さんのユーモアあふれるトークを楽しみにしている方々には、ぜひ参加していただきたい貴重な機会です。
絵本『とーんだとんだ』について
本書『とーんだとんだ』は、中川ひろたかさんによる文、長谷川義史さんが絵を担当した作品です。内容は、園で人気の伝承遊びを基にしており、主人公の男の子を中心に様々なものが「飛んでいく」様子が描かれています。ユーモラスな展開に加え、声に出して読む楽しさがふんだんに盛り込まれたこの絵本は、子どもたちにとっても楽しい読み聞かせの一冊となるでしょう。
また、絵本の特徴として、リズミカルな言葉のリフレインが挙げられます。「とんだとんだ、なにがとんだ?」という問いかけを繰り返しながら、様々なものが飛んでいくのを見る楽しさは、子どもだけでなく大人も楽しめる展開です。長谷川さん独自のダイナミックな絵が絵本に生命を与え、楽しいストーリーが一層輝きます。
長谷川義史さんのプロフィール
長谷川義史さんは1961年に大阪府で生まれた絵本作家です。デビュー以来、多数の賞を受賞しており、特にその独特なスタイルとユーモアあふれる物語が高く評価されています。「とーんだとんだ」もその一つで、彼の作品の中でも注目される作品となっています。温かみのある絵と優しい語り口が、多くの読者に愛されています。
最後に
『とーんだとんだ』の原画展は、絵本の魅力を存分に味わえる最高の機会です。家族や友人と一緒に、または特別な人との思い出を作るためにも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?笑顔溢れる空間で、長谷川義史さんとの出会いを楽しみにしています。