株式会社ガイアックスが愛媛県にて、高校生を対象とした新しいAI教育プログラム「えひめAI部」をスタートしました。このプログラムは、愛媛県内の高校生がAI技術を活用し、地域の課題解決に取り組むことを目的としています。
プログラムの背景
愛媛県は現在、少子高齢化や人口減少といった地域の課題へ立ち向かうため、デジタル技術を利用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。その一環として、AI技術を使いこなす人材の育成が急務と考えられています。そうした中で、四国初となる高校生向けAI探究プログラム「えひめAI部」が誕生したのです。
プログラムの詳細
参加するのは、愛媛県立小松高等学校、伊予高等学校、宇和島南中等教育学校の3校から選ばれた70名の学生たちです。彼らは単なる学習の場にとどまらず、課外活動や授業の中でも実社会に即したAIリテラシーを身につけることを目指します。このプログラムでは、基礎学習から特定のワークショップ、企業訪問、探究学習まで幅広い内容が組まれています。
基礎学習
まず、生徒たちは、生成AIの基礎知識やPythonを使ったデータ解析など、AIに関わるスキルを段階的に学んでいきます。自分のペースで進めることができ、AIリテラシーを着実に高めていきます。
ワークショップ
次に、松山の街を舞台にしたフィールドワークを通じて、実際の地域課題を発見する機会が用意されています。生徒たちは、生成AIを駆使してアイデアをプロトタイプとして具現化する体験を通じて、実践的なスキルを身に付けます。
企業訪問
愛媛県内の企業を訪問し、現場でのリアルな課題に触れることで、AI技術がどのように地域産業や社会に役立てられるかを探究します。
成果発表会
プログラムの最後には、自らの学びを元に制作したAIプロダクトを発表する機会が設けられています。最優秀校には、全国大会「AI甲子園inやまがた」への出場権が与えられます。
生徒たちの反応
プログラム開始を記念して実施されたキックオフミーティングには多くの生徒が参加し、生成AIへの興味が高まり、他校の生徒たちとの交流を通して新たな学びの機会を得たと感想を述べています。
終わりに
この「えひめAI部」は、2028年度までに受講生の規模をさらに拡大し、愛媛県内20校、総数330名を目指しています。地域の未来を担う若者たちが今後どのような成果を出すのか、目が離せません。