京都市が開講するサーキュラービジネスデザインスクール
2025年10月14日より、京都市は「サーキュラービジネスデザインスクール京都」を開講します。このプログラムは、ハーチ株式会社が運営し、資源を効率良く循環させる「サーキュラーエコノミー」をテーマにしています。
サーキュラーエコノミーの重要性
近年、世界中でリニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの移行が進んでおり、持続可能な価値創造が求められるようになっています。サーキュラーエコノミーとは、資源を無駄にせず、使用後も再利用可能な形で循環させる経済モデルのことです。この移行は、環境への配慮だけでなく、経済の持続可能な成長に寄与します。
京都市では、これまでのごみ削減や資源循環の取組を基に、さらなる環境負荷の軽減と健全な経済発展を目指しています。その一環として、事業者を対象にしたこのプログラムが実施されることになりました。
プログラム概要
「サーキュラービジネスデザインスクール」は、全6回のプログラムと交流会を含め、2025年10月から2026年1月の間に行われる予定です。参加者はサーキュラーエコノミーに関する知識を基に、具体的なビジネスモデルの創造やプロトタイピングに取り組むことができます。参加は無料ですが、定員は20名程度、応募者多数の場合は選考となります。
プログラムの詳細
- - 開催期間: 2025年10月14日(火)〜2026年1月23日(金)
- - 構成: 全6回の講座 + 交流会
- - 参加要件: 京都市内に事業所を持つ企業や個人事業主で、サーキュラーエコノミーに関心のある方
各回のテーマ
1.
第1回: サーキュラーエコノミー最前線 - 持続可能な価値創造のビジネスモデルと京都の可能性 (2025年10月14日)
2.
第2回: 京都市内フィールドワーク - 京の循環実践を学ぶ (2025年10月31日)
3.
第3回: 京都市内フィールドワーク - 里山の循環叡智を学ぶ (2025年11月15日)
4.
交流会: 循環型のエコシステムを育む会 (2025年11月20日)
5.
第4回: 京都の伝統文化×サーキュラーデザインワークショップ (2025年12月3日)
6.
第5回: プロトタイピングワークショップ (2025年12月16日)
7.
第6回: 最終成果発表 (2026年1月23日)
申込情報
参加希望者は2025年9月3日から9月26日の期間に申し込む必要があります。詳細は公式サイト(
サーキュラービジネスデザインスクール京都)でご確認ください。
ハーチ株式会社とIDEAS FOR GOOD
ハーチ株式会社は「より良い未来を届ける」ことを理念に掲げ、Webメディア運営やサステナビリティ支援を行っています。また、京都市のサーキュラーエコノミーについての特集を含む「IDEAS FOR GOOD」も運営しており、社会を改善するためのアイデアを広めています。
このサーキュラービジネスデザインスクールは、京都市内のビジネス発展はもちろん、世界のサーキュラーエコノミーの推進にも寄与するプログラムです。興味を持たれた方はぜひご参加ください!