VTuberと企業をつなぐ新たなプラットフォーム「MITSUARI」の誕生
最近、株式会社アドウェイズの連結子会社である株式会社AWUが、VTuberと企業を結ぶマッチングプラットフォーム「MITSUARI」の提供を開始しました。この新しいプラットフォームは、SNSを活用したマーケティングの重要性が高まる中、VTuberを利用したプロモーションへの需要が増加していることを背景に設計されています。事実、VTuberは独自の共感や世界観を持ち、視聴者との深い結びつきを生むため、企業からも注目されている存在です。
マッチングの課題と「MITSUARI」の役割
しかし、VTuberと企業のマッチングにはいくつかの課題があります。企業側では、依頼時の判断基準や連絡方法、予算の不明確さが問題となり、プロモーションに至るまでのハードルが高いと感じることが多いです。またVTuber側も、自分の活動スタイルや価値観を理解してくれる企業との出会いが限られているため、効率的なマッチングが求められています。
このような課題を解決するために開発されたのが「MITSUARI」です。本プラットフォームでは、VTuberが自由にプロフィールを作成し、自身の世界観、得意とする活動、実績などを企業に伝えることができる仕組みとなっており、企業とVTuberがスムーズに融合できる環境が整っています。
積み重ねてきた実績を生かした新しいビジネスモデル
企業は、VTuberのフォロワー属性、実績、ジャンルなどの多面的な情報をもとに、自社の目的や製品特性にマッチしたVTuberを簡単に検索し、アプローチが可能です。代理店を介さずにより直接的なマッチングを実現することで、コミュニケーションの簡素化やコスト削減も期待できます。
「MITSUARI」には、アドウェイズグループがもつ豊富な経験とノウハウが込められており、VTuberに特化したマッチングプラットフォームとしては数少ない存在です。企業とクリエイターが互いに深く理解し合える環境が求められる今、顧客ニーズに応じた柔軟で革新的なソリューションを提供する方向で進んでいます。
さらなる成長を目指して
「MITSUARI」では、市場のニーズに応じたサービスの展開を計画しています。さらに、他のVTuber事務所とも協力し、彼らのキャスティングやプロデュースの実績を活かすことで、質の高いマッチングを実現していく方針です。例えば、「ななしいんく」や「Varium」などのグループ企業が提供する運用ノウハウは、「MITSUARI」にも大きく貢献するでしょう。
今後、SNSマーケティングの需要は増大し、VTuber文化はますます根付いていくと考えられています。アドウェイズグループは、「MITSUARI」を通じて、VTuberと企業のより良い出会いを提供し、新しいマーケティング手法を確立していく所存です。
株式会社アドウェイズについて
アドウェイズは2001年に設立され、2006年に東証マザーズ上場後、2020年には東証一部、2022年からは東証プライムに移行しました。多様な事業展開を行い、デジタル技術を駆使したマーケティング支援を行っており、特にアプリやWeb広告の効果最大化を目指しています。その理念「すべての人に可能性を広げる」を常に実践し、多くの人々に特別な体験を提供することを目指しています。