水源の森が認定
2025-09-30 17:00:27

コカ・コーラ ボトラーズジャパンが水源の森を自然共生サイトに認定

コカ・コーラ ボトラーズジャパン 水源の森ほうきが「自然共生サイト」に認定



コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、自社の大山工場が位置する鳥取県の水源域において行う森林保全活動が評価され、「コカ・コーラ ボトラーズジャパン 水源の森ほうき」が「自然共生サイト」として認定されたことを発表しました。これにより、同社が保全に取り組む2か所目の水源の森がこの認定を受けたことになります。

この「水源の森ほうき」は、425ヘクタールの広大な森林に広がるアカマツ林や落葉広葉樹の二次林などが特徴で、2007年に鳥取県及び伯耶町との間で森林保全協定を締結し、水資源の今後の涵養に向けた活動を行ってきました。この認定により、同社は生物多様性の保全に対するさらなる責任を果たすことが期待されています。

水源の森の重要性と生物多様性への貢献



「水源の森ほうき」では、豊かな自然環境が形成されており、在来種に属する多様な動植物が生息しています。具体的には、36種の希少な動植物がこの地域に生育し、その生物多様性の維持のために、同社はモニタリングや保護活動を積極的に展開しています。また、特定外来生物の対策にも取り組み、地域の生態系を守るための努力を続けています。これらの活動は、自然環境への影響を最小限に抑え、持続可能な開発を実現するためのものです。

自然共生サイト制度の背景



環境省が設定した「ネイチャーポジティブ」の実現を目指す中で、2030年までに陸域と海域の30%以上を健全な生態系として保全するという「30by30目標」が掲げられています。この取り組みの一環として、民間が行う様々な生物多様性の保全が図られる区域が「自然共生サイト」として認定される制度が始まりました。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの「水源の森ほうき」は、その「増進活動実施計画」を実施する区域として認定を受け、さらなる評価が期待されています。

今後の展望と国際登録の計画



今後、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、他の自然保護地域での活動と重なる形で国際的なデータベースへの登録も予定しているとしています。この登録により、同社の生物多様性保全への取り組みは、さらに広い範囲で認知されることになります。大山工場の水源域における森林整備を通じて、より多くの生物多様性を維持し、後世に引き継いでいくことが求められています。

このように、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、自社の水源域において責任ある取り組みを行い、生物多様性の保全に貢献する企業としての使命を果たしています。


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会社情報

会社名
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社
住所
東京都港区赤坂九丁目7番1号ミッドタウン・タワー
電話番号

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