奈良市デザイン経営プロジェクト『DesInsight2024』成果発表会
奈良市で取り組まれている経営支援プログラム『DesInsight2024』が、2月25日に成果発表会を開催します。このプログラムは、中小企業が持続可能な成長を遂げるためにデザイン経営を活用することを目的としています。参加企業が新たな戦略を構築し、顧客への価値提供を目指します。
成果発表会の概要
本イベントは奈良商工会議所の大ホールAで、13時30分から15時30分まで行われ、事後には登壇者と参加者との交流会も予定されています。参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。定員は現地参加が30名で、オンライン同時開催も行われます。
参加企業と発表内容
デザイン経営を実践する企業2社が自社の取り組みを発表します。1社目は、株式会社渡辺写真館の鈴木大明氏です。奈良県内に5店舗を構えるこの企業では、祖父が設立した事業を承継しながら独自の価値を創出するビジョンを描いています。
2社目は、株式会社Nina.の村田陽一朗氏で、オリジナルレザーバッグブランド「Ense」を運営。スタッフが誇りを持って働くブランド作りを目指している様子が伺えます。
クロストークセッション
発表後には、伴走支援を行う専門家や知財専門家とのクロストークセッションが設けられ、成功の秘訣などが語られます。このセッションでは、中小企業のブランド戦略や知的財産の重要性についての深い議論が期待されます。
デザイン経営とは
デザイン経営は、企業の戦略にデザインの力を活用する新たな経営手法であり、単にビジュアル面の改善にとどまらず、企業のビジョンや文化、マーケティング戦略にまで影響を与えます。この考え方により、企業は自社の強みを明確にし、顧客に高い価値を提供することができます。
デザイン経営の導入により、企業は競争力を高め、他社との差別化を図ることを目指しており、その附加価値を生み出しています。
申し込み方法
参加希望の方は、株式会社SASIの公式ウェブサイトから申し込みが必要です。申込締切は令和7年2月21日です。
本イベントは、奈良市の中小企業経営者や地域の関係者にとって、有益な経験となることでしょう。デザイン経営の実践例を通じて、企業の成長へのヒントを得ることができる貴重な機会です。