大阪・関西万博におけるBuddycomの進化
2025年の大阪・関西万博に向けて、株式会社サイエンスアーツが提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」が新たな一歩を踏み出しました。この度、万博期間中の警備活動において、警備会社との密接な協力のもと、、「地図に画像を重ねて表示」する新機能を導入しました。
警備体制の支援
大阪・関西万博の会場は広大で、多種多様な動線が求められるため、警備体制は特に重要です。サイエンスアーツは、会場内の警備本部と警備員が迅速に連携できるようBuddycomを活用し、安全で安心な環境を作り出すことに貢献しました。これにより、警備員同士のリアルタイムな情報共有が実現し、即時対応が可能となりました。
新機能「地図に画像を重ねて表示」
今回開発された新機能は、BuddycomのMAP通話機能に統合されています。この機能により、GoogleやAppleの標準地図に加え、任意の画像ファイルを重ねて表示できるようになりました。具体的には、社外には公開されていない施設配布図や警備配置図を明示することで、より詳細な情報が視覚的に伝わります。これにより、来場者の安全を守るための運用も向上します。
機能の具体的な利点
1.
社外非公開の資料の活用: 警備業務に欠かせない各種配置図が地図に統合され、緊急時にも対応しやすくなります。
2.
イベント会場の屋外マップ: 人員配置との連携を確認するための屋外マップが表示可能になり、現場での指示がスムーズに行えます。
3.
危険エリアの共有: 立ち入り禁止区域や危険エリアを地図上で視覚的に示すことができ、情報の周知徹底が図れます。
今後の展望
この新機能の導入を通じて、サイエンスアーツは今後も警備業務の現場でのBuddycom普及を進めていく方針です。大阪・関西万博での経験を基に、国内外の多様な現場への展開を視野に入れ、さらなる機能拡張を目指しています。
Buddycomとは
Buddycomは、フロントラインワーカー同士のリアルタイムコミュニケーションを可能にするプラットフォームです。スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーのように複数人で同時に通信ができます。音声、テキストチャット、動画、位置情報を活用した多様なコミュニケーション手段を提供しており、航空、鉄道、建設、福祉など、さまざまな業種で広く利用されています。
サイエンスアーツの目指す未来
サイエンスアーツは、フロントラインワーカーにとっての作業環境の向上を目指し、Buddycomを通じてさらなる社会貢献を行っています。2021年に東証マザーズ上場を果たし、以来、業界でのシェアを拡大し続けています。スタッフ同士の連携だけでなく、お客様やAIとのつながりをも意識し、フロントラインワーカーが明るく笑顔で働ける社会を実現していくことをお約束します。