保護猫カフェ「ネコリパブリック広島」に新制度登場
広島市に位置する保護猫カフェ「ネコリパブリック広島」が、2026年1月より新しい入店制度を導入することを発表しました。この取り組みは、猫たちのストレスを軽減し、来店者が安心して楽しめる空間を提供することを目的としています。今回の制度変更は、平日の同時入店を1組限定にするというもので、1名から利用可能です。
新制度の背景
ネコリパブリック広島は、保護猫のためのリアルなコミュニケーションの場を提供することを使命とし、在籍する猫の数を15頭前後に抑えています。カフェは、混雑が猫に及ぼす影響を真剣に考えており、そのために一定の頭数制限を行っています。しかし、混雑時には猫のストレスが大きくなるという課題がありました。加えて、小さなお子さま連れの方からは、他の客に迷惑をかけてしまうのではないかという不安の声も増えてきていました。
特に平和公園から近い立地のため、訪日外国人の来店も増加しています。このような環境において、英語での対応が求められる場面も多く、カフェのスタッフが多様な利用者に応じたサービスを提供できる体制を整える必要が出てきました。
新制度のポイント
1. 平日の同時入店を1組に限定
今後、平日は他の利用者と重ならず、1組のみでの入店ができるため、ゆったりと猫との時間を楽しむことが可能になります。この制度は、土日祝には変更なく複数組での利用が可能なままとなります。
2. 営業時間の拡大
平日の営業時間は、これまでの13:00〜19:00から、11:00〜19:00へと拡張されます。これにより、土日祝と同じ時間の営業体制が整います。
3. 利用料金の統一
平日の料金も土日祝と同額になり、30分利用で1,430円(税込)、60分利用で1,870円(税込)というシンプルで分かりやすい料金体系に変更されます。この変化は、初めて訪れる方や外国人旅行者にとっても利用しやすい仕組みを目指しています。
利用者と猫へのメリット
この制度により、利用者は周囲を気にせず、より安心して過ごすことができる環境が提供されます。特に小さなお子さまを連れての訪問でも、落ち着いた雰囲気の中で猫と触れ合うことができるでしょう。また、猫にとっても人の出入りが少ないため、ストレスが軽減され、穏やかな行動が見られるようになります。
ネコリパブリック広島について
ネコリパブリック広島は、全国的に展開されている譲渡型の保護猫カフェブランドで、2016年に株式会社Conomaによって運営が開始されました。その理念は、成猫の譲渡につながる出会いの場を提供することです。また、ネコリパブリックは、保護猫活動に尽力することで、地域の文化や生活への貢献を目指しています。
店内は猫たちが独自のペースで過ごせる環境が整えられ、静かな空間で訪れる人々と猫がじっくり向き合うことができる設計になっています。譲渡希望者にとっても、猫の性格や相性を見極めやすくなるため、双方にとってウィンウィンな関係が形成されます。
店舗情報
- - 所在地: 広島県広島市中区大手町5-5-10 栗原ビル2F
- - 電話番号: 090-7540-2202
- - 営業時間: 11:00〜19:00
- - 定休日: 火曜
- - 公式サイト: ネコリパブリック広島
- - 予約フォーム: 予約推奨
- - Instagram: neco.hiroshima
新たに導入される入店制度を活用して、ぜひ「ネコリパブリック広島」を訪れ、猫たちとの心温まるひとときをお楽しみください。