コニカミノルタが新たにクラウドツール「Go Works」を発表しマーケティングを改革
コニカミノルタは、マーケティング業務の効率化を目的とした新しいクラウドツール「Go Works」を発表しました。このサービスは、マーケターが日々取り組む販促物制作に関する業務をシンプルかつ効率的に行えるよう支援するものです。
Go Worksの基本機能
Go Worksは、販促物の製作にあたり、他部門との調整やデータ整理、エクセル入力といった繁雑な業務負担を軽減することを目指しています。その結果、マーケターは企画や戦略立案といったコア業務に集中できる環境が整います。
最新の働き方改革の中での必要性
近年、働き方改革や業務効率化が叫ばれる中、マーケターたちの業務は膨大で複雑になり、長時間労働が常態化していました。コニカミノルタは国内外約100社のマーケターのプロセスを科学的に分析し、効率的なワークフローを確立。この経験を活かして、Go Worksという統合的販促物制作管理プラットフォームを開発しました。このツールの導入により、マーケターは業務の30%以上を削減できる見込みです。
開発経緯
Go Worksは、コニカミノルタが提供する代行サービス「magonote」の常駐社員を支援するためのシステムが基礎となっています。このシステムを、実際のマーケターの意見を反映しながら改良し、使いやすさと工数削減を追求してきました。
Go Worksの主な特徴
1. 募集手配の自動化
販促物の数量をクラウド上に簡単に入力でき、その集計は自動で行われます。このデータは配送と連動し、在庫管理も自動化されるため、手間を省くことができます。
2. 予実管理機能
製作中や予定の販促物のスケジュール管理や予算管理が可能で、グラフ化されたレポートをチームで簡単に共有できます。
3. データ管理の強化
デザインデータは多様なフォーマットに対応し、クラウド上に保存できます。これにより、特別なソフトウェアを使用せずとも安全にデータを共有・検索可能です。また、オプションのデジタルカタログ機能を利用すれば、数千点の商品情報を管理し、PDFとして出力することもできます。
4. 発注管理の効率化
必要な時に必要な分だけ発注できることで、在庫の適正化が図れます。これにより、不必要な在庫を抱えるリスクを軽減します。
今後の展望
コニカミノルタは、Web広告の掲載や自社セミナーの開催、さらには展示会への出展を通じて「Go Works」の認知度を高め、2020年度中に100社への導入と3億円の売上達成を目指しています。
料金プラン
サービスはライトプランが税別で5万円から提供されており、詳細な情報は直接のお問い合わせが必要です。
コニカミノルタマーケティングサービスについて
「サイエンスの力でマーケターのやりたいを実現する」というミッションを掲げ、コニカミノルタは長年手つかずだった企業のBTL領域で、AIを活用した販促物の効果測定や業務のデジタル化を進めています。
お問い合わせ
Go Worksに関するお問い合わせは、以下の方法で受け付けています。