がん治療中の口腔ケアの重要性
がん治療において、抗がん剤や放射線治療は広く採用されていますが、その副作用として特に注目されるのが口内炎です。口内炎は多くの場合、口の中に広範囲にわたって発生し、強い痛みを伴います。これにより、食事を摂ることが困難になるケースも少なくありません。食事ができない状況が続くと、体力が低下しがん治療の継続にも影響を与えるだけでなく、免疫力の低下を招き、感染症にかかるリスクも高まります。
このような現状に対処するためには、正しい口腔ケアを行うことが非常に重要です。がん治療中だけでなく、治療後の生活を支え、患者の生活の質(QOL)を保つためにも、口腔ケアの適切な知識を持つことが求められています。
NPO法人E-BeCのオンラインセミナー
2021年7月4日(日)12:00から、NPO法人E-BeCはオンラインセミナー「あなたの”暮らし”もささえる口腔ケア」を開催します。このセミナーは、乳がん患者や医療従事者を対象に口腔ケアの重要性についての理解を深めることを目的としています。具体的な講師として、静岡県立静岡がんセンターの歯科口腔外科部長である百合草健圭志先生をお迎えし、質の高い情報提供が行われる予定です。
セミナーの詳細
- - 日時: 2021年7月4日(日)12:00~13:30
- - 講師: 百合草 健圭志先生
- - 定員: 100名
- - 参加対象: 乳がん経験者、医療従事者、口腔ケアに関心がある方
- - 参加費: 1000円
- - 申込方法: こちらからお申し込みください
- - 締切: 2021年7月3日(土)午前11時
- - 協力: ティーペック株式会社
参加方法のご案内
本セミナーはZoomウェビナーを利用してオンライン配信されます。参加希望者には、開催の24時間前を目処に視聴用のURLがメールで送付されます。また、スマートフォンやタブレットからの参加の場合は事前にアプリのダウンロードが必要です。接続テストは
こちらのサイトで行うことができます。
エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC)について
E-BeCは、がん患者の生活を支援することを目的とした特定非営利活動法人です。乳がん経験者が抱える悩みや不安を軽減し、周囲の人々にも理解を促進するために、乳房再建手術に関する情報を提供しています。この団体は、患者が希望を持って前向きに生きる手助けをし、様々な活動を通じて意識の向上を図っています。
詳細は
E-BeCの公式ウェブサイトをご覧ください。