赤ちゃんの防災備え、わずか4割が準備中の実態とは？

赤ちゃんのための防災対策

2025年2月23日、代官山蔦屋書店で実施された「赤ちゃんのために備えよう！はじめての防災実習」では、妊娠中の親や0歳児のママ・パパを対象にしたプログラムが展開されました。このイベントは、株式会社明治とのコラボレーション企画であり、赤ちゃんに適した防災バッグの作成法、簡易おむつの製作法、さらには赤ちゃんを守るための避難姿勢を教える内容が盛り込まれました。

防災意識の現状

しかし、参加者の調査結果によれば、赤ちゃん用の防災備品を準備している家庭は、わずか40%に留まっていることが明らかになりました。日本は地震の多い国であるにも関わらず、赤ちゃん特有の必要品を用意していない家庭が多数存在することは衝撃的です。また、災害時と日常の境をなくし、普段使っている物を非常時にも活用する「フェーズフリー」の概念に対する認知度は0%という結果も出ています。このことから、赤ちゃんを持つ家庭への防災に関する情報発信や啓発活動がいかに重要であるかが再確認されました。

防災バッグに必要なアイテム

今回のイベントでは、防災備蓄として最低3日分は必要とされるアイテムについて、被災の経験があるママ・パパから聞いた「役立った」アイテムをクイズ形式で紹介しました。参加者たちはタオル、ビニール、新聞紙、おもちゃなどの選択肢から「本当に必要なもの」を見極める挑戦をしました。

また、簡易おむつの作り方を実践できるワークショップも開かれ、もしもの時に赤ちゃんに何ができるのかを考える良い機会となりました。詳しいイベント内容は、Babyewの記事で特集されています。

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参加者の満足度は100%

イベント終了後のアンケートでは、参加者の「満足度」が100%、さらには「おすすめ度」も100%という結果を記録しました。参加者からは多くの声が寄せられ、「準備しようと思っても何から始めればいいか分からなかったが、参加して良いきっかけであった」「赤ちゃん用の備蓄について具体的な内容が明確になった」などの反響がありました。実際に体験を通じたワークショップがとても好評でした。

今後も、Babiewでは赤ちゃんを持つ家庭の防災意識を高めるために、継続的に情報を発信する予定です。