アジラと新日本ビルサービスがAIによる次世代警備を実現する提携を締結

新たな業務提携がもたらす未来の警備

株式会社アジラ（東京都町田市）と新日本ビルサービス株式会社（埼玉県さいたま市）が、先進的なAI技術を活用した業務提携を結びました。この提携は、世界トップクラスの行動認識AIを使用したAI警備システム『AI Security asilla』を導入することで、警備業務と施設管理の新たなスタンダードを築くことを目指しています。

AI Security asillaの導入による革新

新日本ビルサービスは、現在管理を委託しているビルやこれから受託する施設において、asillaの導入を加速させていくと発表しています。asillaの活用により、従来は警備員が担っていた業務の中で、AIによって自動化や効率化が可能となります。これにより、警備員は本来の役割である安全確認やトラブル対応に集中しやすくなるでしょう。

行動認識技術を駆使したasillaは、異常行動や不審行動を瞬時に検知し、必要な映像情報を警備員に提供します。これにより、警備現場のモニタリングが一層強化され、迅速な対応が可能となります。特に、リアルタイムで察知しにくかった事案へのアプローチは、今まで以上に重要な役割を果たすでしょう。

このシステムは既設のカメラを活用できるため、初期投資が抑えられ、それでいて運用コストの軽減も期待されます。サーバー1台で最大50台分の映像を処理できるエンタープライズプランを用意しており、効率的な運用が実現します。

未来の警備環境の構築

提携を通じて両社は、お互いの専門知識と経験を活かしながら、今後ますます深刻化する人材不足問題に対応していきます。警備業務の省人化を目指しつつも、品質を維持した環境の運用が可能になるでしょう。

声を聞く

この業務提携に関して、両社の代表者は以下のようにコメントしています。

- 新日本ビルサービス株式会社代表取締役社長関根一成氏: 「私たちの専門知識にAI技術を融合させることで、サービスの質が飛躍的に向上することを確信しています。お客様にさらに安心をお届けできるよう、この提携を通じて革新的なソリューションを提供していきます。」

- 株式会社アジラ代表取締役CEO 尾上剛氏: 「新日本ビルサービス様との提携により、私たちのAI技術が施設の安全性を高めると同時に、運用の効率化とコスト削減を実現します。共通のビジョンに向かって歩むことで、新しい価値の創造が期待されます。」

体験会のご案内

アジラでは、最新の『AI Security asilla Ver2.4』を体験できるプレゼンテーションルームを開設しています。メディアの方々には、実際に行動認識AIによる異常探知の流れを体験していただく機会をご用意しております。

この業務提携から生まれる新たなサービスとAI警備の未来が、どのように進化していくのか、今後も目が離せません。