カカオ×あんこ新作
2020-09-17 16:03:48

カカオとあんこの新たな出会い きたかわ商店の「KITAKAWA ANKO PASTE」

「KITAKAWA ANKO PASTE」の誕生



最近、和菓子の新たな挑戦として注目を浴びているのが「KITAKAWA ANKO PASTE」です。これは、APeCAと日本で最も古いあんこ屋「きたかわ商店」が共同で開発した新商品です。
最も特徴的なのは、質の高い国産小豆を100%使用した独自の製法「豆殺し」により炊いた風味豊かなあんが使われている点です。そして、そこにカカオニブが加わり、まったく新しい風味のあんこが完成しました。

絶妙な食感と香りのハーモニー



「KITAKAWA ANKO PASTE」には、カカオニブ、つぶあん、こしあん、オリーブオイル入りの4つのバリエーションがあります。カカオニブは、粒感がしっかりと感じられるように粉砕されており、なめらかなこしあんと絶妙にマリアージュしています。
このあんこを口にすると、カカオの豊かな香りがふわっと広がり、甘みと共に心地よい味わいを楽しめます。

きたかわ商店の100年以上の歴史



「きたかわ商店」は、明治22年に創業以来、最高のあんこを追求してきた歴史ある企業です。創業者の北川勇作が大阪で始めた事業は、その後の時代を経て、和歌山市へと展開、様々な困難を乗り越えながら成長してきました。
特に、戦後の再建や製餡技術の革新がその成長の要因となっています。さらに、現会長の内藤恭子氏が事業を再開し、技術革新を続けたことで、きたかわ商店は日本最初の輸入豆使用許可を取得するなど、製餡業界でも注目される存在となっています。

革新と伝統の融合



「KITAKAWA ANKO PASTE」の開発には、苦労の連続がありました。チョコレートの専門家からは、カカオニブの使い方に関する情報が得られず、試行錯誤の繰り返しでした。最初は失敗を重ねましたが、コーヒーミルで砕くことで新たな可能性を見出し、最終的には皮の部分はこしあんにし、香り高いカカオニブとのバランスを整えたのです。

このように「KITAKAWA ANKO PASTE」は、和菓子と洋菓子の境界を越える、新しい潮流を生むものとなりました。その背景には、きたかわ商店の長年の知識と技術が活かされています。

APeCAの挑戦



APeCA(ASSENBLAGE Patisserie et Chocolatier ASSOCIATION)は、チョコレートの新たな価値を創造するために結成された団体です。彼らの目標は、カカオを通して食文化の可能性を広げることです。カカオの魅力を発信し、新たなカカオ文化を創造するための企画が進められています。今後のプロジェクトにも期待がかかります。

まとめ



「KITAKAWA ANKO PASTE」は、 APecAが「きたかわ商店」とフュージョンして誕生したことで、新たな食の楽しみが加わりました。伝統あんこの技術と新しい風味が融合したこの一品は、多くの人々に新しい体験を提供することでしょう。ぜひ、それぞれの個性を楽しんでみてください。購入は公式サイトや各販売サイトで可能です。

会社情報

会社名
株式会社APeCA
住所
東京都目黒区上目黒3-17-20
電話番号
03-5722-6696

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。