2026年春夏コレクションで初めてお目見えとなった「ディオール シガール」バッグは、メゾンのヘリテージを新たな視点で捉え直した作品として注目を集めています。デザイナーのジョナサン・アンダーソンが手掛けたこのバッグは、クリスチャン・ディオールが1952年の秋冬オートクチュールコレクションのためにデザインした記念すべきアイコニックなドレス「ラ シガール」からインスパイアされたものです。
「ラ シガール」は、そのフィット感のある身頃、ボリュームのあるモアレのスカート、そして鮮やかなプリーツで知られていますが、「ディオール シガール」はその彫刻的なシルエットを巧みに取り入れています。バッグ自体は、自然と建築、感情と厳格さ、さらに構造と動きとの間で繊細な対話を生み出しており、独自の美学を持っています。
デザインはすっきりとしたラインが特徴であり、メタリックな仕上げが施されたボウは、1950年代の「ラ シガール」のエッセンスを見事に反映しています。バッグはしなやかで光沢感のあるカーフスキンで仕立てられ、スモールとミディアムの2つのサイズが用意されています。そのカラーは、メゾンが誇るアイコニックなシェードをオマージュしており、ローズスピール、アイシーブルー、トレンチベージュ、そしてモアレグレーといった柔らかで洗練されたカラーパレットが揃っています。
持ち運びのスタイルも多彩で、シングルハンドルにより手持ち、肩掛け、さらにはクロスボディとしても使用可能です。毎日のコーディネートのアクセントとなるこのバッグは、心地よく軽やかなパートナーとして最適です。そして、最後のディテールには、「Dior」のロゴがハンドルのチェーンアイレットに結びつき、ブランドが守り続ける美へのこだわりを巧みに表現しています。
このエレガンスとモダニティが融合したクチュールの傑作は、2026年2月より全国のディオール ブティックと公式オンラインブティックで入手可能となります。ジョナサン・アンダーソンは、「ファッションの歴史の中でも特にお気に入りのドレス」と語り、その現代性に魅了されたことも、このバッグのデザインに大きな影響を与えています。
バッグの価格は、ミディアムサイズが82万円、スモールサイズが72万円となっており、高級感あふれる仕上がりで、フォーマルなシーンからカジュアルな日常まで、幅広いシーンで活躍することでしょう。Diorの新たな試みである「ディオール シガール」バッグは、今後のトレンドにおいても注目が集まること間違いありません。