近畿大学国際学部、528人の学生が新たに留学プログラムへ参加

近畿大学国際学部、528人の留学プログラムを発表

近畿大学国際学部は、令和7年（2025年）に528人の1年生が新たにオーストラリアを留学先に加えた「1年間の留学プログラム」に参加することを発表しました。このプログラムは、国際学科グローバル専攻の学生にとって、アメリカ合衆国やカナダに限らず、オーストラリアという選択肢が増えることになります。留学は2025年8月29日から始まり、各国の学年暦に従い、8カ月から12カ月と期間が異なります。

新たな留学先、オーストラリア

オーストラリアの留学先として選ばれたのは、メルボルンに位置するGreystone College (ILSC Melbourne)です。この新しい追加により、国際学科グローバル専攻の学生たちは、さらに広範囲な文化経験を得ることができます。これを受けて、留学先としての多様性が高まることは学生たちにとって大きなメリットです。

大韓民国でのダブルディグリー

今回のプログラムでは、特に注目すべき点として、大韓民国に留学する学生のうち、2人が国民大学とのダブルディグリー制度を利用することが挙げられます。これは、近畿大学と国民大学での学位を同時に取得可能なプログラムであり、2年間の留学を通じて専門知識を深める機会が提供されます。

留学の意義

近畿大学国際学部では、平成28年（2016年）からこの「1年間の留学プログラム」を卒業要件としています。「1年次後期から2年次前期」にかけて留学することで、学生たちは帰国後の教育や就職活動に余裕を持って取り組める構成がなされています。このように、一年次からの海外留学は全国的にも珍しく、多くの学生が同時に長期留学する姿は他では見ることができません。

去年までのプログラムでは、グローバル専攻の学生はアメリカやカナダへの派遣が中心でしたが、オーストラリアを新たに加えることで、国際的な視野を広げる大きな一歩となります。

派遣先詳細

国名	留学専攻	学生数
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アメリカ合衆国	国際学科グローバル専攻	312人
カナダ	国際学科グローバル専攻	66人
オーストラリア	国際学科グローバル専攻	60人
中華人民共和国	国際学科東アジア専攻中国語コース	25人
台湾	国際学科東アジア専攻中国語コース	15人
大韓民国	国際学科東アジア専攻韓国語コース	50人
合計		528人

学生たちは、このプログラムを通じて様々な国際的な経験を積むことが期待されています。オーストラリアという新たな選択肢は、学生たちに新しい文化や語学の習得の機会を提供することで、将来のキャリアに寄与するでしょう。留学プログラムは、国際的な理解と思いやりをもたらすだけでなく、グローバル化が進む現代において重要なスキルを身につける場ともなります。